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雲を見て天運を知る

占いと言いえば、道具を使ったり計算したり。
一般的にはそんなイメージが強いだろう。

卜占術の定義は”偶然現れた事象から物事を予測する”ものである。

そう。
特段何かを使う必要も、計算する必要もない。
目の前にある自然の変化や突発的に起こった事柄から何かを感じ取れさえすれば、それはもう”占い”なのである。

天気予報を信じて傘を持たずに出かけた時に雨に降られたとする。

あなたは何を思うだろう?

出かけてはならなかった。
早く帰れ。
ここに留まれ。

どう感じても構わない。
とにかく、何を感じたかによってどう動くかを決める。
この”決める”という行為以外は、全て突発的な事柄から読み取ったことなので占いと言えるのだ。

これを繰り返すことで、的中率は上がる。

こういっていまうと、あなたは、経験の積み重ねから決断する力だついただけだと思われるかもしれない。
正しくその通り。

夏場、夕方、東の空に大きな積乱雲を見たら夕立ちを予測する。
他にも雲の形が崩れてくると風が強く吹く前兆であったり、その風も吹く方角によっては暑い日になるか寒い日になるかを予測できる。

天気予報の無い時代であれば、これも占いとされていた。
経験の積み重ねから導き出される結果を先読みに使うのだ。


現代社会においても、その時、その場所の変化や地形をよく観察していればそれらに合わせた占いができる。

あなたも、日常生活の些細な変化から今日の運勢を占ってみてはどうだろうか?

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