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写真と詩

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leicaで撮影した写真と、その風景から感じた詩を載せています。
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2022年7月の記事一覧

明日につながる空

ロゴが気になるTシャツ 紐がほどけたスニーカー 君の声が僕をざわつかせる 一緒にいる時間を 永遠にしちゃえよ 君以外の出会いなんて 興味ないね だから、君以外を見つけない 消えていく君だったとしても 怯えて それくらいがちょうどいい 空を震えて眺める 抱きしめて逃げる この瞬間もどこかへ 心が叫んで 君のことを愛している、今 まばゆい瞳は、もう離せない sky leading to tomorrow T-shirt with logo untied sneaker

懐かしい季節

痛みが伴う景色はいらない 今日はあなたの言葉を信じる 枯れていく花 薄れていく記憶 どこかに行きたい 愛の話 よくわからない でもあなたの声を聞きたい また夢で逢いたい 言い訳をして あなたを形にしたい 扉を開く 行き場を失う光 生まれては消えていく言葉たち 懐かしい音色 祈りを窮屈に もがいて 未来事 共感不可能であっても 飲み込んでいこう 僕は 懐かしい景色を見たい nostalgic scenery I don't need a painful scen

ことばにしちゃうと

違う空 さよらな 通り雨 ことばにすると 答えを求めて満たされてしまう 失くしたもの 大人になってわかったこと 意味ある事 信じてると膝をかかえて 僕は満たされているフリ ことばに頼るけど 海は広い いないフリをして 知るべきことから避けてる 月の流れを数えて 戻れない 二人だけの世界に逃げよう ことばにしちゃうと 何か失ってしまいそう その前に 二人の世界に あなたの世界に逃げよう When it comes to words

境界線

善と悪 愛情と憎しみ カラーとモノクロ 昨日と今日 そして明日 世界の争い 境界線を感じながら 深夜のドライブ 雨の降らない街 春と冬の境目 100年前の写真 生まれたてのメロディ ときどき、不安になる 悪意も恋心も 目に見えないから 見えない境界線 そんな縛り 不安になる 僕の持つカメラ 今まで撮った写真 僕の楽器 今まで弾いた曲たち どこまでも続く 境界線を越えて border Good and evil Affection and hatred Color and

明け方

仕組まれた空に 一人で唯一逃げ生きる 永遠に潜り込み 目を閉じるように 冷たい雨 傘が舞う 普段と違う町並み 時間が止まる 視界を遮る寂しさ 秒針が動き 夢が冷める こちらの世界で見いだせない自分 鮮やかな向こうの世界 薄い酸素で 機械をいじる 花は咲かない おぼつかい足取り 一人で歩く 息を殺し 君の輪郭を思い出す 永遠を探す僕ら 酸素は いつまで続くだろう dawn In the structured sky Only run away alone Sn

いつから

いくつになったら 「もう若くないよ」 そう思うんだろう 心と身体が離れていくの いつからだろう 何となく生きている そう感じるように ほんとなら 急がなきゃいけない 揉め事も、争いも 容赦なく夜に飛び込んでくる 輝く、悩む暇もなく 欲望が先に 穢れだけ残って 秘めた思いだけ 消えて忘れていく 背中が熱い 何か飲みたくなる 自由が、不自由になり 暴かれていく日常 生まれ変われるなら 普通にキスだけでいい 要らない過去を捨て 穢れなく輝いて いつから いつか from whe

憧れた街はどこに

飛び出した故郷彷徨った夜 無駄なアルコール 偽の安全 広告の嘘を暴く弾丸 汚れた手綺麗な写真より古いフィルム写真を愛すもっと影のある場所を探す誰かと群れるより孤独を愛そう雨上がり、明け方消えたあの子を朝日に探す理由を当てはめては、わかったつもりになる忘れていた煙草笑う街モノだけ溢れ、普段の生活に溺れ大事だったものが消えていく止められない時代愛を殴ったら、裁かれる世の中戻ることのない、失くしてしまった人々憎まれることを恐れ平和を壊したいくせに溢れる不安に怯えてるさあ、この街から

書きかけのメロディ

ずいぶん 陽が落ちるの遅くなった 安いフェイク雑誌みたい 読みかけの本の続きを読み ホットコーヒーを飲む 僕は書きかけのメロディを 思い出す 想像と違う大人の世界 少しづつ冷めていくコーヒー 君は不確かな夢を求めて 偶然の世界へ 僕はまだ モノクロの世界で 歩き続けて 口笛 昔はもっとうまく吹けた 会いたい笑顔 そっと胸が震える きっと 少しづつ 遠くまで行けるようになるさ 書きかけのメロディ さあ、続きを書こう The melody that is about t

神の沈黙/God's silence

僕らの周辺で起こる事象 理不尽な仕打ち あなたの手 解決が見えない疫病 不透明な未来 どうにかなりそうな頭 君は真実ものにすがる 僕は信じる君にすがる どうして神は沈黙するだろう どうして指標を示さないのだろう 神が沈黙する世界 試練らが降りかかって また夜が明ける 涙で何かが変わるかな 君の涙が、僕を変える God's silence Events that occur around us Unreasonable treatment Your hand A

落ちていく

解き明かしたい推理小説 笑えないコメディ いつの間にか 変わり果てた世界 街にあふれる色 知らぬ間に 僕らは資本主義に飲まれて 好きだった歌でさえ 商業ベースに消費されていく 街の淡い罠にはまっていく イメージに溶かされて 僕は光だけ探して歩く いつの間に 光を探すほど 闇に出会っていく 浮かべる手のひら 真実はいつも掴めない 僕はいつも落ちていく 罠だったり イメージだったり 届かない理想 光の世界 それはいつか 忘れていくこと なのかもしれない Fallin

君はもういない

いつの間にか盗まれた僕の個性 メディアに流される僕の感情 上手くイケてる人々が仮面をつけ、 予防線張りながら誰かの仮面を剥がす 多くの人があふれているのに 砂漠のような感情 全て飲み込んで 「これが僕の生きる世界」という そんな答え求めていない 苦しいことに慣れ そんな中で君を探した そうすると全てが救われて 君のぬくもり 偽らざる声 本当の意味で僕がこの世界にいないように 君はもういない You are no longer My personality sto

君が好き

それすらも言えない世界 忘れない恋した日々 命が奪われていくなかで 歌も、声も どこかかすれていく 誰かが消えたら悲しくて ファッションも永遠じゃなくて 価値観を押し付けられ 軽々しく世間を語る 寂しいというと恥ずかしい 一人で帰る道 春なのに 雪が降ればいいと願う 斜めに生きる 正しいものを できるだけ正しく 正しく生きようと思う "In love with the film" I like you A world where you can't even say

きみと手を繋いで

手を繋いでどこへ行こう 東京ドライブ 君が目を覚ましたら どんな話をしよう どこかの国で争いが始まった どこかの街に飛行機が落ちた 何かが生まれ 何かが死んだ 僕は 君の手を繋いで どこに行こう 太陽は変わらず 君のシルエットは変わらず 抱きしめる君は変わらず 手を繋いで どこへ行こう Hold hands with you Let's hold hands and where to go Tokyo drive When you wake up What kind of

あなたに届け

僕は花の散り際に 強い魅力を感じてしまう 最後の力 僕には美しく映る 痛みも苦しみも綺麗だよ あなたはきっと辛い時期かもしれない だけど あなたが与えてくれた優しさは 必ず、君に帰ってくる 僕もその一人 あなたをいつも応援してる 僕にくれた愛の日々 優しいあなた 痛みを愛に変えて 苦しさを優しさに変えて Deliver to you I'm at the edge of the flowers I feel a strong charm The final power L