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安芸の宮島 穴子飯編

神の島、宮島。
ドライブ圏内で行ける私達は本当に幸せだと感じる。
駐車場は混むが、いつもJR宮島駅裏にクルマを止めて、地下道を通ってフェリー乗り場に向かう。
往復券を買って乗船。
青い海、緑の島、抜けるような空、赤い鳥居が見えてきた。
しばらく目を瞑る。
温かくなんとも心地良い。
島に着き下船。
家族連れ、子供達、ご老人も多い。
港から開けた晴れ道を歩いて商店街と裏道を抜けて、穴子飯の和田に向かう。
開店の11時に行かないと売り切れてしまうのだ。
既に何組か並んでいて、名前と人数を伝える。日差しが温かいと並ぶのは苦ではない。
思い返すと天気の神様にいつも恵まれていると感じる。
名前を呼ばれ、入店。
香ばしい香りが食欲をそそる。
いつもの穴子飯とスーパードライを頼む。
店は純和風の落ち着く造り。
春の桜、水中花火、雪景色の写真が飾られている。
しばらくして、穴子飯が御膳で運ばれてきた。
重箱の蓋をとる。
穴子の焼き色に感動。
家族で手を合わせる。
穴子の焼きが香ばしく、白飯がつやつやだ。
醤油だれが上品で絶品。
お漬物、味噌汁も美味い。
穴子飯をかき込む。
美味い!!
ありがとう。
格別だ。

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