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2020年 redmine の旅

2020年もあと僅か、今年のredmineの話をしよう。

毎年、redmine 度が増加している。社内のメイン PJ は、昨年度から redmine 中心で立ち上げていて、メンバの出入りが多い中も、まあまあうまく管理できている。社外の仕事も、10月からあるお客様と始めているが、そこには全社横断の redmine があり、その活用支援も仕事の一部になっている。仕事で redmine の画面を見ていて思うのは、ちゃんとした構造で文字で記録を残すことの重要さ。人に聞かなくても、過去の人の仕事の状況や結果が見えることが、非常に効率を上げている。

更に今年の特長は、Teams の導入。コロ助もあり、テレワークとなっているため、急速に普及している。ここで面白いのは「電話するのはちょっと...」と思う人に、チャットは投げられること。初対面の人に電話をするのは躊躇しますが、チャットは自分は平気です。このメンタリティは一般的じゃないかも知れませんが、ITの世界にいる人は結構こんな感じじゃないかな。また、自分自身「どうしよう?」と思った時には「GO!」を選ぶ様にしています。新しい秩序なのですから、開くのは我々です。

この2つの結果、メールが減りました。しかも、来るメールは優先度が低いものが増えています。午前と午後に1回、メールの確認をするぐらいになっています。あ、この人はまだメール出してくるな、と思ったり。このまま、順調にメールが減って行くと嬉しいな、と思ってます。

2021年は、こんな年にしたい!
関わる PJ の redmine 度を、100%に近づけていく。
会議で、チケットの番号で会話をする。
黙っていても、Teams の会話から redmine のチケットに切り替わる。
Teams の質問に、チケット番号だけの回答が来る。
PJ ではなく、組織の管理業務を redmine ベースにする。
メールは、とりあえず読まなくても仕事になる。

最後は困りごと(ちなみに、このブログの構成は、朝会です 昨日やったこと、今日やること、困りごと)。

1.文書化
未だに議事メモ/文書化が重要だということが、解ってもらえない人がいる。これ、何故なのか未だに分からない。会議の議事録を出さないことが、どれだけ非効率なのかに、気付いてない人が減らない。ここが突破できると、チケットの価値の説明も不要で、すんなり redmine が定着するのだろうと思うのだが... 何か良い薬ないですかね?

2.プロセス
プロセスや標準/ルールが、押し付けられるものと誤解している人がいる。作っている人も、その意図をちゃんと説明できて無いのが悪いのですが... と、まあここも文書化ですね。何のためのプロセスで、それが現場への意地悪じゃないどころか、現場のために作っているというのが、伝わっていない。チャンスを作り、何度でも同じ話をするしか無い、とは思っているのですが、時々遠い目になります。

3.モチベーション向上
最近、モチベーションの話が出る。そういう時には、まず これ を読んでくれと頼んでいる。モチベーションは上司が与えるものじゃない!という事に納得するかどうか?が踏み絵。
そして、ムービング・モチベータ の話をする。
モチベーション自体は個人の問題だが、公平な業績評価や、やりたいことをお互いに知り合うことも大事。
という話になってから、今の組織の問題を議論したいなあ。自分の場合、redmine を使わせてくれるのが、一つのモチベーション?

おわりに
今年もあと一週間。来週やることが沢山あるが、一つは Lychee の機能を確認して、今見ている PJ で使えそうかどうかを判断する、という自分にとってはご褒美みたいな仕事。みんながこういう仕事を持てば、モチベーションは無限大だろうな、と思ったり。
redmine 関係の皆様、今年も大変お世話になりました。自分は楽しく2020年の旅を過ごせました。2021年の旅も、是非ご一緒しましょう。




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