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redmine tokyo の衝撃

1. 事実
11/02は、redmine tokyo の日。いつものコミュニティかと思いきや、冒頭前田さんからの爆弾発言。ファーエンドが独自に、redmineのディストリビュート = redmica を提供するとのこと。慎重に言葉を選ぶ前田さんが淡々と説明し、周りの参加者は一様に歓迎のツイートをする中、自分はとても微妙な気持ちになっていました(冒頭猫画像は、私の心象風景です...)。
https://www.farend.co.jp/profile/maeda/

2. 私の推測
今まで、redmine にはいくつかの弱点があると言われてきました。その一つが成長が遅いことであり、本家で幾つかバグ指摘や多数の機能強化が提案されても、吸収されるのに時間がかかるという問題です。作者の JPL さんは redmine プロジェクトを「あくまでも自分の趣味」とおっしゃっているようなのですが、何故か日本でこれだけ利用者が増え、関連企業も複数存在する状況の中で、その裾野の広がり方は大きなものとなっています。この歪はどこかで解消する必要があり、その答えの一つが今回の redmica になっていると思われます。
今回、前田さんは「本家が吸収する予定の改良やバグ吸収を先に盛り込み、明日の redmine を今日使えるようにする」「互換はとる」とおっしゃっていましたが、本当にそれだけで終われるかどうか。また個々の対応を本家が吸収するかどうか?は未定かつ遅い(だから問題だった)ので、redmica 側の完成度はどんどん進んでいってしまうと思われます。
オープンソースの歴史上、ソースを公開しているだけに、本家と分家の争いは様々な形で続いています。今回の前田さんの決断は、redmine コミュニティにとっては非常に良いことなのですが、その背景はファーエンドという会社が「遂に本気出した」ということでもあり、SaaSでredmineを提供する会社として、責任を持って対応するという宣言でもあります。最終的には planio の様に異なる製品として、fork することも視野に入っているのでは?と思います。

3. 自分の考え
小さな世界かも知れませんが、私は「11/02に東京で歴史の瞬間を見た!」と思っています。いつか振り返って「ああ、あの時がすべての始まりだった」と思える日が来そうです。臨むべくは redmica の旅が、幸多く平穏でありますように。
#redmine tokyo の全体感想は、別途書きます。


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ソフト開発の仕事をしています。チケット駆動開発、特に redmine の活用に興味があります。
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