顎変形症手術に至るまでの経緯

こんにちは!顎変形症診断を2年前に受け、つい先日手術を受けてきました、まきおすしと申します。
今回は私が顎変形症の手術を受けることになった経緯や、矯正選びのポイントをまとめてみました。
ぜひどなたかのお役に立てば幸いです!



(1)歯列矯正をすることになったきっかけ


高校生のころから下の歯並びが気になりだしていはいたのですが、上の歯並びがそこまで不揃いではなかったため矯正をしようとは考えていませんでした。
そんな自分が初めて矯正を考えたのが大学3年生。以前から少し気になっていた下の歯並びもそうですが、友達数人から「顎がないよね?」と言われることが多くなりだんだんと自分の横顔に自信がなくなっていきました。(今でいう口ゴボですね)
そこからコロナ禍に入りマスク生活になったと同時に、コンプレックスである下あご後退解消&歯並び改善のため矯正歯科に行くことを決意します。
ちなみに実際に矯正歯科に行きだしたのは、ローンを抱えたくなかったため社会人になり安定した収入を得てからでした。が、どこの歯科でも無理なく返済できるローンを用意しているかと思いますので、矯正したい!と思った時からすぐに矯正歯科に行くのがいいと思います(私みたいに保険適用になったら思ったよりかかる費用も少ないので、まずは診断を受けに行くことをお勧めします)

(2)矯正歯科探し


まず4件の矯正歯科に行き、そこで手術ありの矯正が適用の可能性がある(顎変形症の可能性あり)と言われたため顎変形症適用の患者も受け入れている矯正歯科を追加で4件、計8件の矯正歯科に行きました。ここの選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、私は以下の条件をもとにピックアップしました。

  1. 矯正の認定医資格あり

  2. 先生と相性が合う

  3. 医院の雰囲気が暗くない

  4. アクセスが良く、転院になった時の体制が整っている


1.矯正の認定医資格あり

私は矯正の認定医資格があるところしか行きませんでした。認定医の資格を持っている矯正歯科は日本矯正歯科学会の公式HPから検索できます。↓

昨今はコロナ禍で矯正が流行り、矯正専門の歯科医院でなくても矯正をする歯科が多いです。私は矯正について専門的に理解している歯医者にかかりたかったので、認定資格があることは前提条件でした。

2.先生と相性が合う
これが一番大切です!!8人の矯正医と会って話しましたが、歯科医の方それぞれ性格や治療方針・話し方・どのように患者と向き合っているかなど違います。他の条件が良くても、口コミが良くても、自分が信頼できない医者にかかるのは絶対やめたほうがいいです。特に、顎変形症で手術するのであれば矯正医から病院や執刀医を紹介され決めていくので、病院や執刀医も自分と合わない可能性が高くなるかと思います。
顎変形症の手術がうまくいくかどうかは、ある意味ギャンブルでもあるのでここは絶対に妥協しないようにしましょう。

3.医院の雰囲気が暗くない
8件行った中で2~3件、雰囲気が暗い歯科がありました。実際はどうかわかりませんが、私の中ではそれらの歯科医はやはり信用しきれませんでした。これは直感で感じ取ってOKだと思います。

4.アクセスが良く、転院になった時の体制が整っている
矯正に通う心理的負担を軽減するためにも可能であればアクセスがいいところが良いです。私も最終的な決め手は先生と相性が合うことの次にアクセスが良かったから決めました。ですが、最初数件矯正歯科に相談に行くときは遠くても気になる矯正歯科に行くのをお勧めします。(最初の4件は最寄駅から片道45分かかるところもありました)そこで知識を得てから近所の矯正歯科を選ぶのも1つの手かと思います。
また、ご自身の雇用形態が全国転勤ありの場合、突然今住んでいる地域以外に飛ばされる場合も無きにしも非ずなので必ず確認しておいたほうが良いです。

最後の8件目に行った矯正歯科がこれら5つの条件にぴったり当てはまったのでそこで矯正を開始しました。

 (3)症状の詳細

8件目に行った矯正歯科では、今まで相談していた矯正歯科から顎変形症適用の可能性があると言われたこと事前に相談しました。先生は、「自費治療でも歯並びは治せるし、抜歯本数も少ない(親知らず含む6本)のでメリットもあるが、年を取った時に歯を多く残しておきたいなら保険治療でもよいと思う」と言われました。それまでにも「どちらでもよいが保険適用の矯正(顎変形症の治療)をしたほうが良い」という歯科は8件中4件あったので、私の症例は保険適用寄りのグレーなのだと思います。
私自身はかみ合わせを正して歯の健康を優先したい気持ちが強かったため、顎変形症治療を行うことを決意しました。
矯正開始時の私の歯並びは以下の通りです。

・上あご前突
・軽度の下あご後退(下あごが全くないというよりも、上あごが大きく前突しているため結果下あごがないように見える)
・見た目は口ゴボ気味。上あごは前突しているので歯の余裕があり歯並びがきれいだが、下あごが小さいので歯の余裕がなくガタガタしている
・前歯2本が昔の事故でセラミック。セラミックは矯正器具が外れやすいので小さな穴をあけて固定している(ブラオフ後つけなおし必須)

 (4)まとめ

今回は矯正歯科探しから症状の詳細までをまとめてみました。次の記事では手術レポを上げようと思っていますので、ご興味ある方はまた読んでみて下さい!
また、質問等あれば可能な範囲でお答えいたしますので、よければX(Twitter)でDMをいただければと思います!
ではでは!


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