見出し画像

MAWと夢

今年もマイクロ・アート・ワーケーションのホストをつとめました。
マイクロ・アート・ワーケーションの説明は以下でよろしく。

今回、関野佳介さん(神奈川県/メディア芸術)、國吉咲貴さん(埼玉県/舞台芸術)、丹治りえさん(沖縄県/美術)が、御殿場に1週間滞在していきました。

実は、MAW終了後2週間以内に感想をnoteに書かなくてはいけないのに、まだ書いていません(やべえ)。本当はホストメンバーにえいやっと丸投げするつもりだったのに。私が書く羽目に。

滞在中の記録をまとめようと思ったのですが、noteの締め切りに追われている晩にうなされて見た夢が「なんかいい…」と思ったので記録に残します。

夢の話

もともとMAWに参加した理由のひとつ、出産を機に自由に遠出ができなくなり、映画・舞台・美術館・飲み会に行けないという悩み。自分が出かけられないのであれば、こっちにアーティストを呼んでしまえば、情報交換ができる!きっと楽しい!!というヨコシマな思いもありました。(あくまで理由のひとつです)

旅人を招いて受け入れる側として、本当に楽しい時間を得られました。各地の芸術祭での話、海外での暮らし、制作の裏側…。

(ここから夢の話)

ある日、MAWの旅人から「今度、(どこか外国の名前)で展示をするからよかったら見に来てほしい」と連絡が入りました。

私は海外旅行も数回しか経験していないし、正直苦手だけど、旅人が勧めるならきっと楽しいのだろうと身支度をし、旅立ちます。
見知らぬ土地で両手を広げて歓迎してくれる旅人、焚き火を囲んで謎のパンのようなものをみんなで食べる。モサモサしていてあんまり美味しくはないけれど、唐突に「私、外国に来たんだなあ。誘われるままに」と遠くに来たことを実感します。
「でも、この人に誘われちゃったらそりゃ行くよね」としみじみしつつ、旅の始まりに気分が高揚してきました。

「旅人を招き入れて楽しく過ごしていたはずが、いつの間にか彼らにひっぱられて私が旅人になったのだなあ」

そのとき、目が覚めました。
夢の話なので事実ではないけれど、これを同じ風景がこれからありそう。きっと起こるんだろうなと思いました。

いつか旅人の誰かがトリガーになって、私が見知らぬ地へ行くことはきっと起こる。

終わり

というのをマイクロアートワーケーションの感想として書こうと思ったんですが、あまりに私的すぎるのでやめました。
でも、もったいないのでここに残します。

本番用



静岡県東部で執筆・編集業をしています。みなさんからのスキが励みになります!