#1「献血に行ってきた話」

世の中には2種類の人間が存在する。献血をしまくる人間と、全然しない人間だ。自分は後者の人間で、今回が2回目になる。身近な人間で前者に当てはまるのは父親と大学の先輩で、2人とも限界に近いペースで献血しているらしい。先輩は「スーっとして気持ちいい」から好きとのことで、最終的には治験に手を出していた。初めての献血はこの先輩に誘われ一緒に行って結構楽しかった。

ちなみにこの「世の中には○○と○○でない人間が存在する構文」は作文が苦手で規定の文字数をいかに簡単に埋めるか試行錯誤していた時代に、誰かに教えてもらった技術である。バリエーションとして、「○○といっても過言ではない構文」も存在する。これは英作文で真の実力を発揮する。30語程度が要求される作文のうち8語を it is not exaggeration to say that で稼げてどんなデッキにでも入るので勉強目的では禁止しといた。試験では使った。

話を戻してなぜ今日献血に行ったかというと、TOEICを受けに行くために地下鉄の一日乗車券を買ってついでに午後何かしようと思ったから。数ある選択肢の中から献血を選んだ理由は「おぼろげながら浮かんできたんです献血という文字が」という体内環境大臣の思いつきでマジで直前に決めた。実際、献血すると健康にいいらしいので不健康な生活を続けていた身体からの警告だったのかもしれない。前回は大須で献血したけど名駅のほうが綺麗だという噂を聞いたので今回は名駅に行った。

名駅につくと結構な人数が献血しに来ていて、半分ぐらいの人は予約していたらしい。立地が良すぎて、大須の何倍も人がいてかなり時間がかかってしまった。予約組にかなり抜かされたので、次回以降は予約するか大須でやるのがベターっぽい。今日は気温も高く、たくさん歩いて血行もよかったので一瞬で献血が終わってしまった。終わったあとに体調不良になることもなく、むしろ体が軽くなったかのように元気になった。ただ単にジュースの糖分で元気になっただけの可能性もあるけど。

献血してくれるおばちゃんがいい人だったし、お菓子食べたし、健康になった気がするし、献血したことを言い訳に帰りにからあげ定食食べたし、良い休日だった。すた丼のからあげと味噌汁しょっぱすぎて一瞬で血圧戻ってしまった。次回「辛い」すた丼の味噌汁は歴史のスープくらい濃い。

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