『教会史』第2巻 第12章 オスロエネの女王ヘレンについて

http://www.newadvent.org/fathers/250102.htm


第12章 オスロエネの女王ヘレンについて

1節
「この時代に、ユダヤで大いなる飢饉が起こるということがあった。そこで女王ヘレンは、エジプトから大きな総量の穀物を購入し、それを困窮したものたちに分配した。」

2節
この言明も使徒たちの行伝と合致していることがわかるだろう。そこではアンティオケアの弟子たちが、「それぞれ自分の能力に応じて、ユダヤに住まう兄弟たちに救援を送ることを決定し、またそれを[実際に]為して、バルナバとパウロの手によって長老たちに送った」と言われている。

3節
その歴史家が言及したこのヘレンの壮麗な諸々の記念碑は、未だに、今はアエリア[Ælia]と呼ばれている都市の郊外で見られる。彼女はアディアバネの女王であったと言われている。

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