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とにかく最初は鑑定数をこなす~ペンタクルの8

<ペンタクルスの8はコツコツ努力をするカード 勤勉さを示します>

タロットカードを手に入れた方は、まずはご自身のことを占ってみることでしょう。

カードの意味に精通してくると、自分のことは解釈を考えこみすぎて、だんだん逆にわからなくなってくるのですが、最初のうちはなんとなくぼんやりしている自分の気持ちや感情をカードに教えてもらうことはとても有効な手段です。

周りのお友達を占わせてもらうのもよし。

とにかくカードとスムーズに対話ができるようになれていくことが必要です。

お客様からくるご相談内容は、恋愛だけでなく、仕事、人間関係、家族のこと、好きな人の気持ち、苦手な人が自分をどう思っているかなど多岐にわたります。

ご相談者の数だけ、ご相談パターンがあります。

質問は違えど、同じカードで読み解いていくわけですから一つの意味を押さえているだけでは応用がききません。

神社でおみくじを引くときに、その中にピンとくるメッセージが書かれていることを経験された方も多いことでしょう。

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悩みは違えど、別々の方たちが同じ番号のくじを引き、同じ内容の説明書をもらうことは確率として全然あることですよね。

ですが人によって響く部分が違ったりするものです。

ある人は大吉、小吉などの運勢を示すワードに目が行くかもしれないし、ある人は願望や待ち人などの項目に目が行くかもしれません。

タロットも78枚のカードをどの悩みに対してもつかうことは決まっていて、相談者の置かれている状況に置いて読み方を変えていきます。

一つのカードにはたくさんのキーワードが込められていて、ケースバイケースでそしてあなたの直感で適切なワードをピックアップし、メッセージとしておろしていくのです。

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さて、お友達を占うときの注意に関してですが、知り合いだとどうしてもある程度の情報があなたにインプットされている場合もあることでしょう。

鑑定師に不要なものは「主観、思い込み」です。

お友達のことを心配するがゆえに、冷静なリーディングにならない場合もあるかと思いますが、できるだけ感情をこめずフラットな感覚でみていきましょう。

とにかくプロで副業としてタロットリーディングを行っていかねばならないあなたには数をこなしてカードの意味をあなたのものにすることが大切です。

例えば、ある男性がタロットを使うことができて、彼の気に入る女性が「今の付き合っている彼のことを教えてほしい」と依頼があったとします。

モラルのある鑑定師でしたら、そのままの結果を伝えられるのですが、下心がある鑑定士であれば、カードの意味を厳しめに読んでしまったり、はては相手がカードの意味を分からないことを良いことに、相手にとって良くない方向に誘導してしまうことだってあるのです。

「待てば彼とのことは改善される流れが来る」と出ているのに、現状がすっきりしない内容であることをいいことに「この先は期待できないね。他に好きな人がいるよ」などと相手があきらめる方向に誘導したりすることです。

これが行き過ぎると洗脳ということになり、占い師が相手の人生やマインドをコントロールする、人としてしてはいけないことになってしまいます。

そんなことをすると因果応報で占い手自身にもよくないことが起きますから、その点は肝に銘じておいてくださいね。

占い者は依頼者とのコードをつないだままにしないことが重要です。

セッションの時間が終わったら、もう相談内容やあなたが降ろしたメッセージはリリースしてください。

このあたりまた別の機会にお話ししますね。

さて次回は副業の足掛かりに関してお話したいと思います。

最近では副業の足掛かりとして、個人で参加ができる様々なサービスがあります。

そのあたりの情報を次回お知らせしようと思います。


ペンタクル8

正位置

努力すること まじめに取り組む コツコツ頑張っていく

逆位置

怠ける 放棄する 手抜きをする

☆モーガングリアタロットは絵に迫力があり、スタンダードな絵柄に忠実に描かれているので初心者や慣れてきた方におすすめです☆