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断想:宦官と耳と密室殺人


自己肯定感が低すぎてもダメだし高すぎてもやっかいですよね。わたくしはどちらかというと前者なんですがね。

後者のパターンの場合は、肯定をもじって自己皇帝感の高い人っていう呼び方もされるようですよ。どっかの実用本の帯に書いてあった(読まねえよ)。

自己皇帝感が強い人がいるんであれば、周りの人間、とくに自己肯定感の低い人は召使いですかね。

そんな人は自己宦官感を高めると良いでしょうか。まずは切り取ってみたらいいのか、とかそんなことを思ってしまいました。切るモノが付いていないパターンの人はどうしましょう。自己纏足感ですかね。



これもまた他人の発想の借り物なんですが、天竺鼠というコンビの川原克己という芸人さんがいます。

その人が言うには、我々がふだん何気なく使っているツールであるメガネとかマスクとか、そいつらみんな耳に頼りすぎっていう話。

マジでそれだわ。

パーツ単位独立していると考えたら、メガネもマスクも耳は負担ばっかり強いられてメリットないもんね。

逆に耳が恩恵受けて、目とか口とかが負荷被ってるものってある?口で咥えるイヤファンとかそういうのないよね。

なんてことを人と話していたら…

そもそもメガネにおいてもマスクにおいても、耳を利用しようって考えついたこと自体が凄いなっていう話になったんですよね。

目にレンズ当てたいわー。固定したいわー。でも貼り付けられないから浮かせときたいわー。アタマに載せられないわー。あー耳あるじゃん!って発想。なかなかよね。

そういえばゴッホは陰茎ではなく耳を切り落としてますね。


あべさだ。


密室殺人もののミステリはわりと好きでよく読むんですけど(だからって詳しくないよ)、この中に犯人はいます!って言い当てて警察来て逮捕してもらえたらまだラッキーですよね。

じゃなくて、そいつも含めて全員しんじゃって生存者ゼロの場合もあるんじゃないかと思って。

見つからないまま今もどこかで亡骸だけが朽ちていっている現場がありそうじゃないですかね。こわいね。

まあ実際には密室殺人なんてめったにありゃしないわけで。一種のファンタジーだと思いますが。

ところで密室殺人というかミステリものに出てくる人物たちってみんな落ち着いてるよね。

そりゃ事件の瞬間とか直後は混乱したり憔悴してるけど、なんだかんだで日常送って油断して第二の殺人許しちゃったりしてるもんね。

そうでもしないと成立しないもんね。ってこの話前も書いたかも。



以上まとめますと、
1.自己宦官感のある人はいませんか?それもまた個性ですね
2.耳が他のパーツ頼って利益受けてるツールある?
3.目の前で人が殺されてるのに、平気でコーヒー飲んだりできなくない?
4.いつにも増してタイトルが仰々しいけど読んだら大したことないって思ったでしょ?

といったところでしょうか。












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