EMAの見方①【重要】
このメンバーシップでは、これまで「〇〇の見方」と題して波形についてメインに綴ってきた。
そのどれもが実戦的なトレードにおいて「巷のチャートパターンってやつだけではダメなら、結局どう見たらええんじゃい!ヘソダブルって何やねん!ヘソってどこだよ!」っていうメンバーに向けて具体的な波形の見方を書いたものだと思っているが、
ここからはいよいよチャネルトレードの神髄、「EMAの見方」について実戦的な内容を書いていく。
※EMAの設定は、25・75・200・600。
※基本的な話はこちらの公開記事を参照。
「EMAについて」
ではいざ。
下記は「トレンドラインの見方」を始め、これまでの記事で用いたよくある値動きのイラスト。
この〝よくある値動き“にEMAを足すとしたら、エントリーポイント(青矢印)でどのような軌道になっていたら良いか、イメージがつくだろうか。
75EMAと200EMAで想像してみてほしい。
と言われてパッと思い付く人は、チャネルトレードの中級者以上に違いない。思い付かないという人もご安心を。むしろ知識がないほうがこれから話すことをストレートに身に着けられるはず。
正解の一例はこちら。
仕掛けるタイミングにおいて、2本のEMAが〝束になっている“のが分かるだろうか。ここで重要な概念をひとつ。
任意の値幅が出る時は、「25・75・200・600のEMAのうち、少なくとも2本が束になってから値動きを押し出すように値幅が出る。」ということ。
言い換えると、「EMAの収束地点から値動きの波が発生する。」ということ。
そして収束地点から〝本当に値が走り出すのか“という見極め、それを上位EMAで判断する。上位EMAとは2本の収束したEMAのうち、1つ上のEMAのことを指す。
下のイラストでは、矢印の所で75と200が収束しているので1つ上位とは600EMA(赤)になる。
600EMAの軌道を見ると、サポートライン(青)を1つ下に合わせたラインの内側に入って来ているのが分かるだろうか。1つ下のポイント=青チャネルを水平に見立てた時の1つ下の安値 に合わせたライン。
こういうパターンも。エントリーのためにサポートとして当てている青ライン(右の◯)、これの1つ下の安値(左の◯)から引っ張る。
左の〇は値が走り始めた〝波の始点”なのだが、これについてはこちらの無料記事を参照⇒「推進波の捉え方①」
【ポイント】
①値幅が出る所は2本のEMAの収束で見極める。
②収束したEMAの1つ上のEMAの位置を見る。
③常に青の〝値が乗っている角度“を基準にする。
次回は、「ではどうやってリアルタイムで収束地点をあらかじめ察知するか」というテーマで書く。
※「EMAの見方②」以降はメンバーシップ内にて
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