斜めの見方
「水平も斜めも同じ」「首を傾げて見たら」などという言い回しを聞いたことがあるかもしれない。いや、このメンバーシップに入る人達なら、日々首を傾げてチャートを見ていることだろう。。。
今回は首を傾げてどう見たら良いかという話。
いわゆる「斜めのE値」から反転する時のポイントについて。
最初に水平でこのイラストを見てほしい。
水平チャネルを2段積んで、ちょうどE値で返している。
「Eから返す時とそうでない時との違いを知りたいんだよ。」という声が聞こえてきそうだが、ポイントは200EMAの軌道。
イラストのように下段の波形に合わせてチャネルの方向と同じになっていること。(多くの場合、上段でも波が二層に分かれる)
んで、これを斜めでやるだけ。
ただし、この時点では「E値達成ではない」ので逆張りショートなどはしない。ではどうやってEを測るか?
こう測る。
首を右に傾げて水平に見立てると、下段で横横した後に上段に抜けていったと見えるだろうか。
チャートのほうを傾けるとこういう感じ。
青の太矢印の区間が波形と同じ向きになっている。
水平だと下段の波の中を200EMA突っ切る軌道になっていればきれいなE波になるが、斜め(青チャネル)の場合は上段を走る軌道がそれになる。
ただし、200EMAが波形と平行だからと言って必ずしもE波になるわけではなく、「200EMAの軌道を確固たる根拠として良いサイズの波形」というものがあって、今回は12分足がそれだった。
ちなみに12分足に対して1/3のサイズである4分足、この時間足だと先ほどの各EMAの役割が繰り下がって600EMAが200EMAの役割になっている。
これはチャート配信で出していたもの。
黒矢印の意味+青塗りの隙間について今回説明した。
「では、200EMAが青チャネルの角度とズレていたらどうなる?どうやってその角度をE波が出る前にあぶり出す?」
というのはまたの機会にて。
今回はこの辺で。
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