「アイコンタクトでも、子どもを認めることができる」


おおたとしまささんの記事を読んだ。

心が折れて立ち上がれなくなってしまう、自信家なのに自己肯定感が低い人
https://kodomo-manabi-labo.net/toshimasaohta-interview2-04

自己肯定感のベースは「自信」

根拠のない自信のある人は、「わたしはわたしのままでいい。」と思えるから、「他人も他人のままでいい。」と、相手の存在を尊重できる。

一方、根拠のある自信、つまり、「わたしは〇〇できるからすごい!」と思う人は、「〇〇できないあの人はダメだ!」というように、条件(=根拠)付きで他人を見るようになる。


これは、「嫌われる勇気」にあった良好な対人関係のあり方である「ヨコの関係」にもつながってくる。

あらゆる条件を取っ払った「わたし」と「あなた」で構成される「ヨコの関係」を築くためには、まずは自分自身を条件で見ないことが大切なんだなと思った。

「自信家だけど、自己肯定感が低い人」

根拠のない自信のある人は、例え結果が出なかった場合でも、「わたしはわたしなのだ。」という安心感がある。
しかし、「結果が全て」という価値観で育ってきた場合、「結果」が出なかったときに心がポキっと折れて立ち上がれなくなってしまうことがあるのだ。

「人権を認める」

自己肯定感を高めていくには、「子どもの人権を認める」と、おおたさんは言う。

そして、それは「褒める」ではない。
これも、アドラー心理学に通じるところ。

「アイコンタクトだけでも子どもを認めることができる」というのには、なるほど!と思うと同時に、ギクッとした。

ついついスマホに夢中になったり、家事で忙しくしてしまったりして、娘たちの「見て見て!」の言葉をないがしろにしてしまっていた気がする。

明日から、「見て見て!」の言葉に、きちんと反応して、子どもたちに安心感を与えていきたいなと思う。

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