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ツイッター依存症になってしまっていた頃の話【1】

早速ですが、自分の短い人生の中では割と個人的"事件"だった話をしたいと思います。現在、SNS時代真っ只中。私と同年代のJK達は何処に行ってもスマホを見ています。インスタ、ライン、スナップチャットにツイッター。小学生時代『本の虫』と呼ばれ、みんながドッジボールしている前で一人分厚いパーシー・ジャクソンを読んでいた私がまさかそんな物にハマるなんて全くの想定外でした。

1. ツイッター、始めました。

ツイッターを始めたのは中学1年生になったばかりの頃。初めてのスマホを手にし嬉々としていた私は、新しい中学校へ行く為友達もあまりいなかったので、『知らない人と繋がれる』ツイッターを始めました。もちろん始めのフォロワーは0。誰も知らない世界で生きていく...と当時はその状況がなぜかとてもスリリングで、あの時の高揚感は今でも忘れられません。

2.初めての「いいね!」

現在このようなタグがまだ残っているのかすらわかりませんが、当時は "#RTした人全員フォローする#いいねした人全員フォローする" のようなタグがとても流行していました。私はといえば、自分のペースで好きなことを呟いて、あわよくば1万人フォロワー稼ぐぞ...と阿呆丸出しの考えをしていたのですが。やはり一行にフォロワーやいいねが増える気配はなく、いつしか中学校にいても「今日こそいいね一件でも増えたらいいな」とか「いつ誰が私のこと発見してくれるんだろう、こんな逸材なのに」とまで思っていました。そんな時、たまたま一件の「いいね!」が私に舞い込んだのです。それがそのタグをつけたツイッタラーさんでした。後々考えてみると、向こうのタグに反応したから返してくれただけのことだったのですが。初めてのいいねの満足感はとても高く、もっともっと欲しいなあといつしか考えるようになっていました。(これは多分現代のインスタグラマーの方と同じような感じ方かもしれませんね)そして、初めてのいいねをしてくれた方は私にとても興味があるんだと錯覚し、いつしか私はその方にDMし始めるくらいになりました。(思い出しただけでも何か恥ずかしくなってきます)

3.  グループ掛け持ち上等卍系ツイッタラー

運よく、私に初めてのいいねをくれた方はツイッタラー界隈の団長をされている方でした。ツイッタラーの『団長』ってもういらっしゃらないんですかね...(死語説あるな)団長というのは当時流行ったツイッターごとの派閥が「〜団」と名乗る際のリーダー格であり、その派閥に入りたい場合は彼に一言DMを送って認めるとのお達しを頂戴する必要があります。一番の有名所はワサラー団さんとかですかね。あまり深くは知らないんですが、ちなみにワサラー団さんとかだと四天王といって団長の直属の家臣のような形で付いているツイッタラーさんなどもいました。先程述べた通り、私はDMした相手も団長さんで(栗金団と言いました←嬉しすぎて今でも名前覚えています笑)いいねをくれただけでなく、ツイッター内で居場所のなかった私に「団に入らないか?」と持ちかけてくださった時は本当に素性も何も知らない方なのに天使のように思えました。これも今考えると、団長さん別に『私』が欲しかった訳じゃなく『1ユーザー』としての団の支持者が一人でも多く欲しかっただけなんですがね。まだまだ13歳。気づいていなかったことが沢山ありました。(遠い目)私が団に入会した後、今度は団専用のDMに誘ってくださり、自分でも知らぬ間に私の帰属意識は日に日に強くなっていきました。ただ、始めは栗金団オンリーで活動していた私でしたが団の方達が他の団と掛け持ちしていらっしゃる方が多かったので、私も色々な団を掛け持ちすることに決めました。

私は誓った———— 沢山のフォロワーさんをそこでゲットして、必ずや、必ずやアルファツイッタラー(とりわけ多くのフォロワーを持ち、その発言が大きな影響力を持っているユーザーのこと-Weblio)になって元の団に貢献すると...!とまあ、こんな感じで私はその日から団を見つけては団長にDMし、許可されてはプロフィールに団の名前を足すとそんな毎日を始めました。

グダグダ書いていますが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。あと1、2回続きます。