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今期の各Mリーガー雑感(雷電編)

TEAM雷電

萩原選手(少し下振れ)
例年成績が良くないため、ネガティブな意見も聞こえるが、今期に関して言えば手牌に恵まれていなかったと思う。以前より安手でも副露入れるシーンは増えた印象でよりチームポイントを意識するようになったと思う。ただ危険度と順目で見合わなそうな場面での放銃は散見された。気持ちが凄く入っているのは分かるが、それが所作に出がちでそれは自身にもデメリットしかないため微妙だが、見る人によってはエキサイトしそう。やはり華があるため、個人的にはMリーグにいてほしい。

瀬戸熊選手(少し上振れ)
最強戦連覇もあり、良いメンタルで臨んでいた表情に見えた。常に判断軸はブレなかったと思う。手牌にもある程度恵まれたが、同様に手牌に恵まれた同卓者に競り負けた2着が多かったですね。手牌悪い所から構想力を持って副露するなど競り合いに必要な打ち方はしないため、この運量とこのスタイルでこの着順分布は個人的に腑に落ちる結果でした。気持ちが乗った打牌は見てて気持ち良いので、好感度が高い理由も分かるし、単純にカッコいいですね。(ただの感想…)

黒澤選手(少し下振れ)
中スルーからの倍満や終盤の2索スルーからの跳満など世界で1人しか踏めない手順は見ていてワクワクしますよね。11万点の半荘等時々豪運が降りてきますが、安定的に手が入っていた感じはないです。一発長打以外は守備意識が高く放銃シーンもあまり見ない。ただ手数が少なく、副露もほぼしないため、上がり損なってる局も多くあるはずなのにそれが印象に残らないくらい他の局の印象が強いです。なぜこの手順で勝てるのか謎ですが、好きな雀士の1人です。(ただの感想…)

本田選手(上振れ)
手牌に恵まれたのはありますが、それが押し気味の自身のスタイルに合ってスコアが伸びたかと思います。focusMでも勝っているので、 本来の打ち方ができれば、Mリーグのルールが合ってるのかもしれないですね。打点寄りかと思いきや、柔軟に条件に合わせた手、かわし手と繰り出すのが意外でした。

総評
萩原選手・本田選手の打ち方変わった印象があります。昨シーズンと違い、ポイントが比較的安定していたので本来の戦い方ができたのではと思います。メンバー変更がかかっているので、セミファイナル勝ち進んでもらいたいですね。

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