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分があるのはウィル・スミス?それともコメディアン?文化の違いで感じたこと
映画の祭典で起こった平手打ち騒動が、いまだ衝撃を持って受け止められています。
アカデミー賞授賞式は3月27日。俳優ウィル・スミスが舞台でスピーチをしていたコメディアン、クリス・ロックの頬を打ち、席についてからも強い言葉で怒りを表現したのです。
直後に様子を伝えたYouTube動画のコメント欄には、英語でクリス・ロックをたたえる言葉があふれていました。
"props"(おめでとう)
"So p
キューバと日本、「まなざし」の意味はどう違う?
人をじろじろと見るのは失礼。そう思っていた日本人男性が、
「どうしてあなたはちゃんと私のことを見ないの」
と、取引先のキューバ人女性に怒られてしまったそうです。
たしかにキューバに行くと、お互いがお互いをよく見ている!
あるときハバナを歩いていたら、私と一緒にいた友人(日本人女性)を、キューバの男性が目で追っていました。地面を指さして、何かを必死に伝えようとしています。
「ビーチサンダル
ショパン、ピアノそしてキューバ
ショパン国際ピアノ・コンクール(ショパコン)のようすを、動画配信で視聴していた10月。
審査発表を待つあいだ、「コンクールが終わったら何をしたいか」と聞かれ、「ゴーカート」と答えた異色のピアニストがいました。
優勝したカナダのブルース・リウさんです。
ブルースさんの演奏は、カーレーサーのごとく、疾走する感じだけど、聴く人を置いてけぼりにしない。一緒に走ってくれるような自然体の心地よさがある。
移動に時間がかかっても、イライラしなかったキューバの友人
あっ日曜日だ! あわてて外に出た、友人と私。そのとき、ハバナの中心部近くに滞在していました。
いざ、「アフロキューバン」の音楽イベントへ!
タクシーに10分も乗れば、会場の「カジェホン・デ・ハメル」に着き、「ルンバ」とよばれる音楽とダンスのイベントに間に合うはず。
すると、あら偶然! 夕方に会う約束をしていた、キューバ人女性の友人とボーイフレンドが、目の前にいるではありませんか。
キュー
チップとは何ぞや、キューバで生演奏を聴いたらどうする?
キューバで、流しのミュージシャンにはいくらチップを払う? そんな話がツイッターで話題になり、とある記憶がよみがえりました。
首都ハバナの中心街は、どこかでリズムが鳴り、メロディが漂っています。
店でランチにありついたら、突如始まった、流しのミュージシャンの演奏が見事すぎて、ほおばっていたチキンを飲み込んでしまった。なんていうこともありました。
音楽で身を立てるキューバ人は、クラシックの基礎を
キューバ「朝のコミュニティ体操」でマインドフルネスを実感する
「今ここ」にすべて集中する感覚を持つ。
そんな意味合いをもつ、”マインドフルネス”の概念が数年前から、米国シリコンバレーのIT起業家たちに注目され、話題になっています。
米国のような激しい競争社会で勝ち抜くには、強くて「駆け引きに長けていること」が大事なのかと勝手に想像していたのですが、それより「優秀な経営者に共通しているのは、マインドフルネスを持ち合わせていること」と、ある米国人IT起業家が
キューバ人に聞いた、ストレス解消の秘訣
料理に使う油がない! 店に行っても品切れ。朝から晩まで並んで2日目にようやく手に入った。
モノ不足が深刻なキューバでは、こんなことが起こり得ます。
こうした日常はさぞかしストレス源になるだろうなあ。それでなくても、人との関係や仕事で、うまくいかないことだってあるはず。
しかし、キューバの人たちは笑顔が明るい。冗談もよく言うし(おかげで笑いすぎておなかがいたくなったことが何度か)、街かどで、海