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オンラインレッスンを受ける

こんにちは。都内でピアノ教室を主宰する吉原麻生です。
この1週間ほど全国のコロナ感染者数が急増し、これからどんどん寒くなるこの時期、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、不安を感じずにピアノに集中することができるオンラインレッスンはとても有効だと思います。

さて、オンラインレッスンのメリットを書いてきた私ですが、とうとう自分がオンラインでマスタークラスを受ける機会を持ちました。

去る11月9〜10日、パリに住むピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダ先生とピエール・レアック先生のレッスンをオンラインで受けるチャンスに恵まれたのです。


レッスンを受けるために楽譜をPDFファイルで送ったりする手間があり、wifiの接続状況がずっと万全とは言えない状況でしたが、それでもレッスンは素晴らしいものでした。
なんといっても一流のピアニストの楽譜の読み方、テクニックの素晴らしさ、そしてイマジネーション!
私は自分がいかに現実的な気持ちでピアノに向かっていたのか大いに反省しました。
それと同時に、楽譜に書かれていることを素晴らしい音楽にするためにここまでやって良いのか!…という驚きもありました。

つまりは対面のレッスンで教えていただけることはオンラインでもほぼ伝わる、問題があるとしたら先生の要求に対する自分自身の反応力など対面レッスンでも起きる問題だということがわかりました。

さらに、これはZOOMコンサートの項でも書いたことですが、相手の顔、表情がよく見られるという意味では、鍵盤に向かって並んでいる対面レッスンよりもオンラインの方が具に見られて、対面レッスンではできない事がオンラインではできるのだと改めて思いました。

まだまだコロナ禍は続きそうです。
この度のマスタークラス参加でオンラインレッスンは生徒さんにとっても安心して取り入れられる方法だと改めて確信しました。

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