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「雪華ちゃんのしくじり事件帖2」こちらも、よろしくね

今回のしくじりは、一言で「4キロも太った」編でございます。

少し言い訳をしますと、2022年10月に片肺いっぱいに水がたまるという病にかかり、入院しました。一つの肺に2、3リットルぐらい貯水できるということがわかったのでございます。右側の肺一つで、一応生きていくことはできるのですが、ちょっと動くと息苦しい。十歩ぐらいで、ハアハア息が上がりました。車椅子でないと、移動は難しかったです。
一か月ほど入院しまして、20年程前に罹った乳がんから肺転移していることがわかりました。以前にも肺転移していたことがあり、その頃から立派なステージ4というランクをもらっておりましたが、「またか」という気持ちと、「今度はヤバイ」という悲観的な思いがありました。
幸いなことに、ホルモン療法が効くタイプでして、今回も、いまのところなんとか、がんを抑えることができています。医療の進化に感謝でございます。
一昨年の暮れから去年一年は、用心しながら、いつもの暮らしに戻すことに精一杯でした。それが、めっきり太る原因になったかと思います。

四十歳代から、乳がんのホルモン療法の薬を服用していたことで、人工的に閉経させますのでね、女性ホルモンを抑えたため、血圧や、中性脂肪の上昇が一気に始まり、これは仕方がないことだと長らく諦めていました。
「塩分を減らしなさい、脂質を減らしなさい」と、かかりつけの医者に、いつも言われていましたが、何の症状も無いので聞き流してしまう、アホな患者でございます。挙句には「アッサリ味がすきだし、塩なんか料理に直接振らないし」などと、うそぶいておりました。
それが、今年の年始、お腹がつっかえて、靴下が履けないという前代未聞の事件が起こりました。これには、流石に猛反省。

以下、同じ悩みの方に朗報かと思い、長いですが述べましたので、良かったら読んでください。
「あすけん」という無料アプリを知り、只今3か月近くになりますが、栄養管理に邁進しているところなのです。人生初の頑張りだと、自分を誉めているところでございます。
このアプリは素晴らしいのですよ。私は、三日坊主の性質なのですが、ゲーム感覚で続けられます。
先ずは、日々の献立の記録から始めましたところ、なななんと、塩分の棒グラフが横にビーと伸び、脂質も横にビーと伸びるではありませんか。
そして、そこには赤枠で彩られた「過剰」の文字。
恐るべし、私の暴飲暴食。初めて現実を思い知った瞬間でございます。この現状を正しく知るというのは、恐ろしいことですが、生活習慣改善のためには必要不可欠でございますね。

少しして、予定記録の方法をアプリに教えてもらい、昼ご飯、夜ご飯のメニューをまだ食べる前に記録するのです。既に食べてしまったものは、吐き出せませんのでね、前もってが肝心です。そして、一日のカロリーグラフを見て、過不足をそこで調整するのが現在の日課でございます。ですから、食べたいものは優先的に食べ、後をバランスよく付け足したり、除いたり、します。
「脂質と塩を増やさないで、たんぱく質は摂りたい」とか「カロリーを抑えて、炭水化物と食物繊維を増やしたい」などと、悪戦苦闘します。頭の体操にも最適かと思います。
最近わかってきたことには、ここで万全の食事だと思っても、適度な運動をしないと、高得点は得られないということです。前よりも、ウォーキングを増やしたり、スクワットを追加したりしています。

一日の間でも、朝と夜とでは、夜の体重の方が一キロ近く多い時があるくらいに、だいたい夜の方が多いです。ですから、上がったり下がったりジグザグを繰り返し、三か月後、なんと三キロ減。更に下を伺おうかという斜め下グラフですの。血液検査データも、改善が顕著に見られました。無二の親友であるタニタの体重計をタッチーと呼んで可愛がっています。なぜなら、一度は体年齢を48歳(私63歳)と示してくれましたもの。良い子良い子。今は、ただ、体重を落とすだけではなくて、筋力をつけたいものだと、欲がさらに深まった今日この頃でございます。がんばりまーす。

長らくお付き合い、誠に有難うございました。


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