boki 01

簿記の目的
1 一定期間の財政状態を明らかにすること 貸借対照表(Balance Sheet:B/S)という報告書を作成。現金や預金、所有する建物などの価値、借金の有無、元手などを記載します。
2 一定期間の経営成績を明らかにすること 経営成績とは一定期間にどんな活動をし、その結果いくらもうかったのかを表す。企業は損益計算書(Profit and Loss Statement:P/L)という報告書を作成します。企業活動による収入や支出の内容などを記載します。

貸借対照表(B/S)
一定時点となる
左側に資産 右上に負債 右下に資本(純資産)(科目と金額)を表示する
1 資産:財産。現金、土地、建物のような財貨と貸付金のような権利(債権)がある。債権はあとで現金などを受取るよていの金額をいう。資産は資産に属する科目の総称
2 負債:借入金など、将来元気などを支払わなければならない義務(債務)をいう。負債は負債に属する科目の総称。
3 資本(純資産):資産の総額から負債の総額を差し引いた金額。正味の財産。

損益計算書(P/L)
一定期間
左上に費用 左下に利益 右側に収益を表示する
1 収益:商品などを販売して得た収入のこと。企業の元手である資本を増やす原因となるもの。収益は、収益に属する科目の総称です。
2 費用:収益を得るために費やしたり支払ったりしたもの。企業の元手である資本を減らす原因となるもの。費用は費用に属する科目の総称。

簿記の5要素。
貸借対照表に表示する資産、負債、資本。損益計算書に表示する収益と費用を簿記の5要素という。それぞれの要素は記録するときに勘定科目という名称をつける。この5要素について、記録、計算、集計し最終的に財務諸表を作成する。簿記とは5要素の増減について記録すること。

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