家族だからこそ、同族嫌悪って起きるって考えると納得できる理由もある
なんだったかな、ハプスブルク家だったかな、とんでもなく金持ちの貴族の一族が、近親結婚を繰り返したら、顔がみんな同じ感じになっていったとか。そして、血が濃くなりすぎて、衰退していったとかなんとか。
人類の祖先は、みんなアフリカ人とか、白人の祖先は、北欧のバイキングだとか、いろんな説があるみたい。もとは同じかもしれないけど、近親者問題は、一回、世界中に広がったら、大丈夫になるのかもしれない。
男女の友情は、成立するって言ってるのは、片方が一方的に気づいてないか、拒絶してるか、ってケースがほとんどだったりするわけだけど、家族だと、どんだけ一緒にいても、ほとんどは、そうならないようにできている。
むしろ、家族だから、血みどろの大げんか、裁判沙汰になることも多い。
僕は、先生業の事務所で、働いたことがあって、その事務所の先生は、よく裁判に呼ばれていた。
先生は、時々僕に、「家族なのに、なんで、あんなに争うのかねえ」ってため息をついてたのが印象的だった。
もしかしたら、家族だからこそ、同族嫌悪って起きるって考えると納得できる理由もあると思った。
今度、一度、裁判も見てみたい。と、思う。
さて、僕が、今回、思ったのは、同族嫌悪って、なんだろうってことだ。
思い返すと、自分と似たタイプの人っている。普通は、親近感が湧いても良さそうだけど、なんか、必要以上に、鼻につくというか、嫌悪感が出てしまう。
共通点とか、タイプとか、同じ部類なのに、言ってることとか、考えるプロセスとか、そっくりだと思うのに、嫌悪感しか出てこない。
テレビで、家族仲良し、ってのを見ると、心が和むけど、すごく、兄弟喧嘩してたって話を聞く方が、なんか、納得できる。
当然に、親孝行した方がいいし、家族仲良く暮らせた方が、絶対にいい。
でも、かたや、遺産相続で、相手を始末しかねないほどの争いを起こす件数は、一定数存在するし、兄弟仲が悪いってのも、必ず、あるのだ。
僕が、一番言いたいことは、家族だから、仲良くしなくちゃいけない、って考えると、苦しいかもしれないってことだ。
同族嫌悪ってこともある、嫌いな人を好きになろうとする時、自分が努力すればいいけど、相手を変えようとする人がいたりもする。その場合、お互いが不幸になるところを見たりすると悲しくなる。
だから、こう考えては、どうだろうかという話だ。
家族だからこそ、同族嫌悪って起きるって考えると納得できる理由もある
んじゃないかってことだ。
いただいた分、頑張ったりはできないかもだけど、 何かいただいたら僕は、 ちぎれるほどシッポを振って喜びます。