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Everesting攻略法(コース選択編)

1つのセグメントを往復して獲得標高8,848mを達成するチャレンジEveresting。
過酷なチャレンジですがなるべく無理なく自転車で走れるコツとして、10回以上やっている経験から普段考えている事をまとめてみました。

まずはどのコースでやるかの選択、これはかなり重要です。
脚質や得手不得手はあると思いますが、多くの方のデータを見ると平均勾配7-9%ぐらいの坂でやられている方が多いようです。
これ以上勾配がきついと上りで筋肉疲労がきつくなったり下りでのダメージも大きくなりやすいと思います。
勾配が緩い場合は一回辺りの疲労は抑えられますが総距離が長くなるのでどうしても時間が長くなります。
斜度が緩くても案外スピードは上がりにくいので後半がかなりきつくなってきます。
おおよそ距離200-250kmぐらいで達成するぐらいの坂がバランス良いでしょう。
試走してインナーローで歩くぐらいの最小限の負担でで上れるような設定にしておけば、疲労が溜まってきても走り続ける事が出来ます。
セグメントがない場合は、WEB版のSTRAVAでしたら自分でセグメントを作成する事が出来ます。
メーターでの獲得標高には変動があるので、必ずセグメント1本辺りの獲得標高で8,848mを割って必要本数を確認しましょう。
LE COLのジャージチャレンジ企画とEVERESTING ROAM10kはメーターでの獲得標高が基準になるので注意が必要です。

1本辺りの距離は、最小限の負担で上り10-15分ぐらいの時間で走れる距離が理想です。上りでの疲労が溜まり過ぎない、上りの疲労を下りで回復しやすく下りの負担が少ない、心拍数や体温が落ち過ぎず動き続きやすいなどが理由です。
下りが長いと疲労が溜まってきた時に集中力が落ちて落車の危険が増える可能性もあるので、集中して下り切れる長さというのもポイントです。

出来ればスタートかゴール付近にコンビニなどがあると理想です、補給もしやすいですしトイレが使えると安心です。駐車場があって自家用車で行けるならそれをベースに出来ると色々な物を持ち込めますし休憩もしやすく便利です。
スタートやゴールから離れて走行しても該当セグメントを往復して獲得標高が規定に達すれば認定されます。

距離240km、平均時速10キロと仮定すると走行時間24時間となり必ず夜間走行を含みます。
出来るだけ照明があったり路面が走りやすいコースが理想です。
コーナーもきついと危険ですし多いと速度も落ちますのでこの辺りも走りやすいと良いですね。
なるべく他の通行車両が少なかったり歩行者も少ない方がより安全に走れるのと精神的な疲労が少なくて済みます。
欲を言えば直射日光が当たりにくかったり風を受けにくい地形だと理想的ですね。

コースによって妥協や工夫は必要になるので、そこを考えるのを楽しいと思えたら良いかなと思います。

また気が向いたら準備編や実走編、申請編などを書いてみます。
お気付きの点があればコメント頂けると嬉しいです。


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