父が亡くなったのに・・

大切な、大好きなかけがえのない父が、日付が変わったタイミングで亡くなったという連絡が入った元旦の朝。
ポカポカのリビングで掃除機をかけている。

本当は今すぐにでも駆けつけたいけれど、いやその前に病院へ駆けつけたかったけれど、病院からは「東京の娘さんには病室にお入りいただけません」とのこと。そして今は葬儀会社との調整をしてくれている妹からの連絡を待っているところ・・・
あれもこれもみんな新型コロナのせいだ。

今までは、、自分たちよりももっと大変な人がいるんだからと、
自分を律することができたけど、さすがに親が亡くなるまで会えないなんて辛すぎる。。

画像1

でも父はこんな時にはきっと、
「いやいや、お父さんは大丈夫だから、皆さんに迷惑をかけないように」
っていうんだろうと思う。

私は父の娘だから、こういう時こそ、大好きな父のように、
しっかりしなければと思う気持ちと、
こんな時くらいしっかりしなくていい、という気持ちに揺れる、元旦の朝になりました。

双子のうちの1人は、いつもより30分も早く起きてきて、でもいつもの元旦のように、近所の神社に初詣に行こうと誘ってくれて、その気持ちに癒されました。父に似ている子供たちを、しっかり育てていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?