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スクラブ

40過ぎて、ここにつらつらと色んなエピソードを書いてみたが、なかなか盛り沢山だな、と思う。

20代の職歴なんてコロコロ変わりすぎだった。ここ最近のドラマ「ブラッシュアップライフ」風に言えば人生1周目とは思えない濃さである。

さて、今日はこんな話ーー。

20代後半くらいの頃に病院に勤めていたことがある。
カルテの整理や診断書の記入なんかをやっていた。

私達の制服は私服の上に白衣をはおっていた。
白衣というのは病院にいると絶大だった。
外来に出れば、患者さんから色々尋ねられた挙げ句、崇められるし。

先生に会いに医局に行こうとすると、製薬会社のMRさん達がズラリと並んでいて、その横を通るだけで、みんな大名行列よろしくお辞儀してくれた。

先生も白衣を着て、外来にいると1.5倍くらいにはカッコ良くみえた。

医者の服=白衣というイメージ。
実は私がちょうど病院にいる前後くらいから急激に変化してきた。

それが、写真にもあるスクラブである。
以前から医療ドラマの手術シーンではよく見かけたけれど、これが一躍脚光を浴びたのは、やはり山Pのコードブルーだろう。
まぁ、実際にも先生がこれ一枚で院内にいることは非常に多いので昔より医療ドラマの医療監修とかがよりリアルになったんだなーと思う。

ちなみに先生がこれ一枚でいると、白衣と同じく1.5倍はカッコよく見える。ただし、胸毛など毛が薄い場合に限る(笑)
以前、石黒賢が医者役をやったときにスクラブを着ていたことがあったけれど、申し訳ないが胸毛が気になりすぎて集中できなかった。

とまぁ・・石黒賢の毛深さについては、ここでこれ以上する話ではない(笑)

ちなみに、白衣×スクラブの合わせ技は3倍カッコよく見える。
白衣×シャツネクタイよりも上かもしれない。

最後に、逆にマイナスになる医者の服がある。
それがケーシーである。
そう。あのケーシー高峰が着ていた、胸元までぴったり閉じた服。

これを院内で着ている先生はほとんどいなかったのだが、一人だけ若い先生が普段着ていて、なんでそれ着てるんだろう・・と常々思っていたのだが、たまーに手術でスクラブ姿になると、3倍はカッコよく見えるのだから、白衣×スクラブよりも、普段ケーシーたまにスクラブのが効果があるのかもしれない。

って何の話よね(笑)



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