見出し画像

悪い報告に耳を貸しましょう。



先日テレビを見ていたら、楽天が「Bad News Meeting」という悪い報告だけをするミーティングをやっていると聞きました。

社員さんって、どうしてもいい報告だけしようとするようになります。
でも、悪い報告のない会社なんてありえません。
あえてその悪い情報を共有することで、会社が抱える問題点がわかり、失敗を未然に防いだりすることができるようになりますよね。

でも、自分にとって心地のいい報告しか求めず、悪い報告に耳を貸さない経営者さんも見てきました。

そういう社長さんは、悪い報告に対して叱責するばかりで、原因を探して対策を打つよう指示を出しません。
社員さんが原因の説明や対策の実施許可を求めれば、それを言い訳と受け取りまた叱責する、あるいは無視してしまう。

そいういうことが続けば、社員さんからは悪い報告は上がってこなくなり、社長にとって心地のいい報告だけが上がってくるようになってしまいます。

こうなると社長はまるで「裸の王様」のよう。
喜劇というより悲劇です。


______



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?