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広げたものは畳んでいますか?

みなさん、ゴールデンウィークはいかがでしたか?
沖縄は梅雨入りしてしまいましたね。NHKのアナウンサーが「ねっとりとまとわりつくような空気です」って言ってたように不快指数も急上昇。
沖縄のみなさん体調管理に気をつけましょう。

Facebookで友達になっている人が誕生日になると通知されますよね。
その通知で思い出したエピソード。

ある会社に勤める歳のかなり離れた知人から「牧野さん、コーヒーでも一緒にどうですか?」なんてことが何度かあり、会社が休みの日にスタバで会って話を聞いていました。
話題は彼の近況。仕事のグチも。
ある日のこと。

「うちの社長、風呂敷広げるのは得意なんですけど、畳めないんですよね。広げた風呂敷は見事なんですけど。」

その彼が教えてくれたのは「畳み人」というワード。
仕事のアイデアを実行可能な状態までに設計し、着実に実行に移す人のことを指すんだそうです。
社長が「風呂敷を広げる人」ならば、その広げた風呂敷の「畳み人」は「名参謀」とか「右腕」でしょうか。
※ご興味のある方は「『畳み人』という選択」という本があります。

あなたは風呂敷を「広げ人」ですか?
それとも「畳み人」ですか?
あるいは、どっちもできる人ですか?

彼によれば、その会社も「畳み人」を担う人を招き入れたりしてはいるんだそうですが、みなさん次々と辞めていかれるんだそうです。
社長のビジョンに共感して入社したその彼も、昨年ついに会社を去りました。

一方で世の中には、広げた大きな風呂敷をきっちり畳む人がついていて成功した例もたくさんあります。

見事な風呂敷には人が集まりますが、「畳み人」が去って行かないような「何か」が「広げ人」には求められるんでしょうね。

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