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ツール•ド•おきなわ2022 市民210km 11位

2022年11月13日

コース:沖縄本島北部地域
カテゴリ:210kmロードレース
天候:雨時々晴れ
順位:11位/213人

•レース前

レース前日は1時就寝。6時起きで、いつも通りダラダラと支度する。前日カーボチャージし過ぎた感あり、朝はあおのりパスタ一皿、エビアン2本とOS1を1本飲んだのみ。チームメイトの奥山氏と移動する。

会場入りし、413番とシードなので最前列に並ぶ。RX木村選手と隣で、今回はお互い口数少ない。多分緊張していたんだろうな...。木村選手挟んで右横に高岡選手、左横に石井選手と並び、私も緊張感がでてきた。

cyclowiredから拝借。レース前

•スタート〜1回目フンガワ前

過去大会より出走人数が半分近く減らされ、フラストレーションは少なめか。いつも通り快調に進み、何名かの逃げ集団が形成される。

今帰仁辺りの短い坂で石井選手が抜け出し、逃げ集団へ追走開始始める。グルペットはやや緊張感に包まれ、ベテラン選手たちがローテーションを促す...。

が...。アタックローテしたりペース通す選手がいてややイライラ。おしっこ我慢の限界でさらにイライラ...。ローテーション上手い選手の後ろへ入ることとする。 

60km地点でやっと小水タイム。50人くらい集団でおしっこする。おしっこの色で水分補給してるかどうか大体分かるのだが、隣で致してる選手が濃かったため大丈夫かなと思ってしまった。

•1回目フンガワ〜2回目フンガワ前

1回目フンガワは速いペースかなって思っていたけど18分台と普通のタイム...。270w台だったのでそのくらいか。
奥へ進むアップダウン区間で少々緩み、木村選手と話す。いつもはレース中ピリピリしているのたが、今回に限ってはなんかニヤニヤしてて気持ち悪さが印象強かった。余裕なのか。

奥の5分ほどの登り後半でペースが上がり、石井選手、イナーメ荒瀧選手が抜け出す感じに。そのまま集団で海岸線へ出る下り区間へ。
高岡選手がふにゃふにゃしてふざけてる感じで抜け出し、集団和む。
そこにいる誰もがここでレース決まるとは思っていなかったのだが...。そのまま抜け出し、はるか彼方へ飛んでいってしまった。

逃げ集団にNHK、追走にRXが加わっているので、チャリダーと木村選手はローテーションに加わる必要はない。海岸線へ出るもローテーションが上手く機能しなく、みるみるうちにタイム差が広がってしまう。

積極的にローテーションに加わっているのが、井上選手やRoute365の選手ら。私も加わっていたが、木村選手の思うツボになっているんだろうなと頭を抱える。いいタイミングで集団から抜け出して追走かけたく、そこに有力選手が着いてきたらいいなと思っていた。
ローテーションがギクシャクしてRoute365の城所選手が10mほど先行してしまったのでそこに着き、2人で追走開始。
ラッキーと思ったが...。気づいたら私一人旅になってしまった。

1番よろしくない宙ぶらりん状態。小橋さんから1番怒られるやつや。

平地は50km/h以上出ており前もみえているが中々縮まらないが平坦巡航力に懸けて信じる。
合流できずそのままフンガワ登坂開始したとしても、後ろの集団はペース上がりキツくなることは分かっていた。FTP以下でフンガワ先行し、途中吸収された方が体力的には余裕が残っているとみた。

•2回目フンガワ〜学校坂付近

余裕持って登坂開始。振り返れば集団が見えたので後ろを待つ。フンガワの中腹辺りで吸収され、周りはきつそう。雨もぱらつき霧で視界不良。斜め後ろで落車が起きる。まあまあきつい強度でフンガワは登坂完了し、KOM地点で先頭との差は2分。石井選手が前から降ってきた...。高岡選手1人逃げみたい。エグすぎる...。

フンガワの高速ダウンヒル。路面が濡れているため安全マージン取って下る。
途中のRのキツイ右コーナー、前方の木村選手が片脚を外し速度を落とす。更に前方にはコケてる選手がアウト側に数名いる状態。滑らないようバイクを倒さず、イン側に切り込む。木村選手が曲がりれず落車している選手に突っ込んむ。後ろから叫びながら下ってくる選手がおり、突っ込んでくるなと祈りながらギリギリ回避。その選手は猛烈な落車音と共に木村選手へ突っ込んでいった。

トラウマになるレベルの落車で、そこから補給所までの下りコーナーは攻めることができず、立ち上がりで踏んで追いつく。

間一髪集団へ合流

登りでのペースアップと大落車もあり集団は20人程度へ絞られていた。

•学校坂〜ゴール

5分程度のややきつい学校坂では、登りに強い選手が人数を絞りにいく動きがあるが、協力して前へ追いつきたい選手が集団統制しペースはあまり上がらずクリア。

アップダウンが激しい高江区間で逃げの高岡選手とのタイム差が伝えられる。

「2分半」

私自身は追いつくのはほぼ無理だと思った。集団は先頭交代出来る選手が限られていたためローテーションは上手く回らない。周りの選手も諦めムード出ていたため、集団先頭頭取る目標へ切り替えていく。

ヒルクライマーな選手が登りがくるたびに集団を削りにいく。しかし集団の人数はあまり減らず...。

ゲサシ補給所でもペース上がるが補給は取れクリア。
決定打となったのは有銘の登り。4分近くあり勾配もややきつい。段々と有力選手は脱落していき、私はギリギリクリア。

有銘の登り

この時点では13名。
もうローテーションは機能せず、ペースもサイクリングペース。牽制入る。


羽地入り口



羽地ダムの登りへ入る。佐々木選手、中村選手がペース上げる。ここでアタックして先行した方が楽だと思った、がかなりの真向かい風だったので後ろで耐える。
中腹でさらに踏まされキツくなる。

羽地中腹

この写真の30秒後に千切れる。あと1分が耐えられなかった。前から原田選手が降ってきて、後ろから兼松選手が合流。3人でローテーションしてゴール。


3人で並んでゴール。私は11位。
羽地で千切れた時点で負けでした。

今回は9月のツールド北海道が終わり、2週間の休息期間設けてから沖縄に向けて始動した。ライバルの1人であったRX木村選手や、チームメイトの奥山選手、島野選手らと中心にトレーニングを積んだ。過去大会では中途半端にやっていた暑熱馴化は10月の寒くなる中旬頃から開始。室内ローラーと週3回の温泉サウナで暑さに慣れていった。この点は上手くいった気がする。
北海道は寒すぎる(普段の練習場所は夜でマイナス1℃とか)ので高強度メニューは室内ローラーでおこなったりと初めてのことを試してみた。
過去最高順位となったがまだまだ及第点あり。

来年も出場します!

bike:Specialized S-WORKS Tarmac SL6 Disc
wheels:Roval Rapide CLX50
crank:QUARQ Dfour Powermeter
         +Rotor noQ 54-42T
tire: Continental GP5000 clincher 28C
chainwax:CeramicSpeed UFO DRIP

wear:Bioracer RACE
eyewear:OGK Kabuto122(ツールド北海道支給品)
helmet:OGK Kabuto AeroR2
shoes:Specialized S-WORKS ARES

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