開放感と不自由の金曜の夜

花金。華金。

一時は死語だとも言われた”ハナキン”もプレミアムフライデーのおかげか否か、復活しているように思う。
今日はまさにプレミアムフライデー。


プレミアムフライデー、略して”プレフラ”を実施している企業はまだまだ少ないと思うが
それを利用してユーザーへ利益を享受してくれる企業の数はかなり多いと思う。

百貨店然り、居酒屋然り。
月末最終週の15〜18時の間に顧客を増やそうという試みだ。
こういった企業やお店にお勤めの方は、当然だがプレミアムなフライデーを過ごせないのだから
なにがプレミアムでその恩恵の対象はなんなのか、些か疑問に思うこともある。

が、弊社は実施企業ゆえ、存分に享受している。
有難い。


が、金曜日はnoteのPV数が低い。初動に欠ける。
「お前の記事の問題や」と言われてしまったら言い返す言葉もない。
が、事実である。(と、思う)


○●○
予定のない金曜日。
会社から2駅歩いて帰るのが好きだ。

みんながどこかソワソワしていて、浮き足立っていて。
街中がキラキラする。
ネオンやビルの灯ではなく、人が出す活気で煌く。

特別な季節じゃなくても。
いつでも金曜の夜はキラキラしている。

決してリア充が出した光ではない。
おひとり様からも漂う、開放感。
それがキラキラ輝く。


人は知らず知らずのうちに縛られて生きてしまう。
自分では思ってなくても、気づいていなくても。
企業人もフリーランスも。
本来、呼吸や心拍以外は自由なはずなのにどこかで縛られてしまう。

とはいえ、こんなにキラキラ輝くことができるなら
縛られることも悪いことではないのかもしれない。
常に良し悪しは表裏一体なのだから。

肉体や精神を蝕まない程度の不自由は
必要不可欠な人生のスパイスなのかもしれない。
どう調理するか、味わうか。
不自由さえも使いこなせたら本当のリア充なのかもね。

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