現実を生きる○デレラ

俗世に染まり切ったわたしが【○ンデレラ】について考えてみました。
引くほど長いのでお暇な時にでもお読みください❤️


🤴『君だったんだねこのクツの持ち主!探したよ!結婚してください!ちなみにボク王子!スペック高いヨ!』


👩『や。そんなクツ履いただけでいきなり求婚とかないよね。グイグイ過ぎて逆に怖いし。てか"誰やキミ?"ってレベルであなたのことを脳内顔認証できないんだけど。一度しか会ったことのない人ってわたし顔を覚えられないのよね。で、何だっけ?あ、結婚?そうね〜、スペックだけ見れば優良物件なんでしょうけどアナタの人となりは知らんからね〜。まあ、いきなり"結婚してクダサイ"だもの、どんな人かは想像がつくよね。ハイスペってアレでしょ?主に勤め先のネームバリューと稼ぎの良さを指すんでしょ?その点で考えてみるとわたしは魔女に"魔法でドレス出しちゃろか?"って言われた時もぶっちゃけ"ドレスはいいからずっと気になってたユー○ャンの発酵ソムリエ講座の代金を魔法でどうにかしてくれ"って頼みたかったくらいなんだけどさ。キミがおっしゃるようにキミ自身を"動いて喋る現金"として考えてみるとだね、自分でハイスペって言っちゃう系の男性と仮に結婚したとして、そういう人って嫁にお金を出しても大概『○○させてやった』とか『養ってやってる』とか言い出しがちなのよねぇ。結局ちっさいのよ、自称ハイスペ男って。高倉健みたいな"自分不器用なんですけど陰ながらサポートはしますんで"みたいな男性って90年代に絶滅したのかしらね。あ、そうそう過去に会った某商社勤の自称ハイスペ男は"好きな女性のタイプはおいしいご飯を作ってくれる人デス!"ってわたしの聞き間違えでなければ言ってたんだけど"平野レミが今フリーみたいですよ。良かったですね"としか言えなかったよね。もしくは"なるほどですね"か。ちなみにわたしの得意料理は冷や奴ですけどね。そんで、そもそもなんだけど人を探してるって他人様の家にドカドカと入ってきてクツ履けたら"結婚しよう"て。そういうところにモラ臭が漂うのよね。わたしの意思は聞いてみたりしないんデスカ?わたしの人となりは知らなくていいワケですか?あと一般常識ってご存知ですかネ?というわけで、既にキミには疑問だらけなワケよ。あ、そうそう先の某商社男は"オレは仕事で世界中を飛び回ってるんだゼ(ドヤァ!)"っつってたけど、アレかい?オレは世界を回ってるから世界の方はオレ中心に回れってことですかい?そうね、一周回ってそのおめでたいほどに自己中心的な思考回路は羨ましいものがあるわね。なりたくはないけれどもね。というわけなので、ここまでわたしの話しを聞いてそれでもわたしと結婚したいと言うのであれば一考の余地はあるけどどう?あ、やっぱり考え直す?そうね、わたしもそれがいいと思いますよ。お互いに冷静になってこの件を考えることができてよかった。あなたの平野レミにはなれないけれど、あなたの都合の良い女にもなれないの。いつかこの世のパートナーシップは常に男女が50:50ということについて理解ができたら、その時はどうぞまた我が家の呼び鈴を鳴らしてくださいね。
では、あなたの幸せを願っております。
ビビデバビデブー。

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