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才能は無駄遣いするためにある

ゴッドタンが回によっては好きです。

弁護士芸人こたけ正義感さんを初めて見ました。

お笑いがやりたくて、でも養成所に入る勇気がなくて、弁護士になった。
でもやっぱりやりたくて、家族はアメリカ在住だけど(奥様はGoogle本社の国際弁護士!すご!)1人日本に残って夢を叶える。そして今回ゴッドタンに出るという夢が叶った!と嬉しそう。

いろいろツッコミどころ満載で、才能も満載で、皆が「もったいない」と言いながらも嬉しそう。
才能の使い方が、めちゃくちゃいいなと思った。


才能は活かさないともったいない

と文字通り思い込んでいた。

でもどうだろう?
自分の成したいことや叶えたいことと、自分にとって簡単にできること(弁護士になるのは簡単ではないだろうけど)は同じである必要はない。
むしろ同じじゃない方が、面白味があるもしれない。

適度な困難に人はモチベーションが上がることは実証されている。

その困難に立ち向かうために、持てる才能を予想外の(見方によってはもったいない)使い方をしてもいいやん、て。

なーんか、目から鱗だったの。

彼にとっては、法律の知識はお笑いのネタになってるし、弁護士を経由したからこその唯一無二の存在として存在丸ごとがこれから重宝される気がする。

その中で、いかに「文化人」としてではなく『芸人』としてを貫くのか、これからが楽しみだなと思う。


どこを経由して、この先何を成すのか、着地したいところはどこなのか、と自分のことを考えた時に、
もう、今現在が着地点でいいんじゃないの?と思った。

いつまでもどこかを目指す姿勢でなく、今この地点が大切で、来たかった暮らしに来ている感覚。

早起きして3回洗濯した満足感に浸りながら。

目指した場所は思ったよりおしゃれでもなく、思ったより裕福ではなかったけど、
思った以上に自分自身と自分の暮らしに愛情を注げている。こんな暮らし方を実現するなんて思ってもみなかった。

こんなもんか、と現状を認めてみるのもありかもしれない。

そしてこの暮らしを維持する努力をこれからもコツコツと。

そんな地味な人生でいいじゃない。

なんだか最高だ。


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