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メンタル弱弱

他人の何気ない一言を、いつまでひきずってんだか・・・


熊本は今日も雨が降り続いてます。皆様の地域はいかがですか?

大雨ということで、出勤予定だったお盆は連休になってます。
通勤の危険を配慮くださって急遽休みになりました。観光地なので来客も見込めませんしね。

というわけで、ただでさえ悶々としていたのに、接客仕事もなくなり、強制的に笑う?必要がなくなり、雨で気分よく出かけるわけにもいかず、

思う存分悶々とするしかない環境(苦笑) 神の思し召しですね(笑)


思う存分傷つく

本当にね、なんてことない一言だったと思うのですよ。同僚の。

でも、前日に「ショーシャンクの空に」と「最強の二人」を立て続けに観て、やさしい?世界の余韻に浸っていた私は、
なんだかその耳障りの悪い言葉にひどく心が痛んでしまった。

いや、きっと、これまでもそうやって傷ついて、痛かったんだろうけど、平気なフリが出来ていた。でももう先日の私はごまかされなかった。

ノートに書いて、掘り下げたりして、手法的に整理して解決することもできないわけではなかったけど、

なんだか今回の私はそうしたくなかった。。。

休みになったのもなにかのタイミングだし。思う存分、メンタル弱すぎな自分のままで一日を無駄に過ごしてやろうと思った。


うじうじと。ぐるぐると。

「オオタニさんはなかなか笑わない。」
「またバカなことしてるって思っとる。」

誰が何と思おうと勝手なのに、この手の見られ方はやっぱりつらいのだ。
なんでこんなに痛いのか、理由をつけようと思えば付けられるけど、
そんなことより、ただ、イタイ。
その言葉、私には痛いんだよ。

はぁ~・・・・・・

心の中で、一日に何度ため息をついただろう?

アファメーション?

うれしい、たのしい、おいし、、、はぁ~・・・・・

なんでこんなにメンタルよわよわなんだろー

なんでこんなにしつこいんだろう・・・

なんで。なんで。

はぁ~・・・・・


カラダもよくしたもので、すっかり調子よかったおなかもぐるぐる言い出して。

やっぱりメンタル的なものの影響って大きいんだな、なんて妙に実感したりして。


でもなぜかスムーズに運ぶ物事

こんなタイミングで、予約本を図書館に受け取りに行った。

吉本ばななさんの『キッチン』

昔に読んだ本。今読んだら何を感じるのかな?って思いで予約した本。

傷心の仕事帰りに図書館に寄って買い物を済ませて帰宅したら、この、今も続く大雨が降り出したのだ。

以前に読んだのは、高校生の頃だったと思う。

開くと、、、驚くほどに、何も覚えてなかった!

こんなストーリーだったっけ?
こんな登場人物だったっけ?
これ読んで私何も覚えてないんだ!?

ビックリした。ほぼ初見で読みました(笑)

感受性の成長

高校の頃って、心がね、死にかけていたと思う。
自分の周りに酸素が足りないって感じることがあった。
今回みたいに傷つくことがいっぱいあったんだと思うのに、あの頃はその痛みに不感症になりすぎてた。
本を読んでもそこに心が通うことがなかった気がする。淡々と読み進められる、ただ時間が過ぎるのを何かしておける物があればよかったような。
楽しむ意欲も今とは比べ物にならないほど薄かった。食べるのもおっくうで、流動食を流し込んでほしいと思っていた。

今の私は『キッチン』を読んで、ちゃんと色々感じてる。

こういう関係、好きだなとか、ばななさんのこういう描写って素敵だなとか。

ちゃんと感じてるの。痛いも。哀しかったも。

あぁよかった。生きてる、わたし。


メンタルよわよわから回復しだした頃

ラインが鳴った。

「なんかさ、ほんとにエネルギーなんだな~って出来事があって、

このシェア会のメンバーの場がほんとにほんとに有難いなーって思ういま(´;ω;`)」

って。

シェア会ってのは、個人セッションのクライアントさんたちのコミュニティなんだけど、私にとって(失敗も含む)いろんな経験をしながらようやくできた、とても信頼できる理想の関係性の場なんだよね。

なんかあったんだな、と思いながらも

急に来たそのメッセージがまた心にしみてあたたかくて、

皮肉なものでそういうのって、傷ついてる時ほど沁みるじゃない?

ベストなタイミングで送ってくれる彼女のインスピレーションと行動力に
ブラボー!よ。


こうやって、
潜在意識だか、宇宙だか、神さまだかしらないけど、
そうやって過ごしてて大丈夫だよ。それでいいんだよ。
ってサインがやってくる。

昨日は当日予約でカットにも行けたし、
今日は最後の一個の食パン買えたし。

出不精な私のために、こうして徒歩圏内にお店が揃っていること自体が奇跡みたいなものだし。


ちゃんと弱っていい

しぬほど凹んだらいい。

ささいなことで。

つまらないことで。

だって、凹む権利があるんだもの!

感情の波は、

特に女性の感情の波は、ゆったりと大きくて、
乗りこなすのは大変なんだよ。

だからただ、波に身を任せたらいいんです。

そしたら波酔いしないから。

抵抗しないで、凹んだらいい。

その先に、ちゃんと、『本当に欲しいもの』が見えてくる。

私は『関係性』を、執着するほどに欲してた。

思う通りの関係性を作ろう作ろうと躍起になってた。

シェア会の関係性はそうやってできたものではないのにね。

自分に還ろう。

職場でそうあろうとするのは、時に誤解も招くけど、
それでも信じて、願う世界を見据えて、
自分に集中して進むだけだった。

私は私を、そして他者を、愛したいだけだった。

愛されることを望んでるわけでなく、
思うように愛したいんだった。


凹んだ先でそんなことを思い出した。


そう、私の聖典は、愛するたたかいの記録なんだ。

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