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【浦安DR】試合予習note:Div.2第8節_vs.豊田自動織機シャトルズ愛知

ジャパンラグビーリーグワン2023-24」Division2は、先週から第8節へ。
現在暫定首位の「浦安D-Rocks」は、毎週末の試合が3週続きます。
今週は暫定2位の豊田自動織機シャトルズ愛知(S愛知)と首位攻防戦です。
※チーム名は略称の「浦安DR」や「D-Rocks」ファンのみなさんが使っている「D6」で記載
※サムネイルは今節の試合が初の兄弟対決となるD-Rocks・サムケレビ選手


試合情報

ホスト&ビジター形式の2巡目、今節はS愛知のホストゲームです。

日時:2024年3月17日(日曜)14時半キックオフ (13時開場)
 会場:パロマ瑞穂ラグビー場 (名古屋市瑞穂公園ラグビー場)
 〒467-0062 愛知県名古屋市瑞穂区山下通5丁目4
対戦相手:豊田自動織機シャトルズ愛知(S愛知)
マッチ番号:D2-M24 
※浦安DRのビジターゲーム
※テレビ放映:14:20よりJSports4で生放送(実況・中野玄アナ/解説・村上晃一氏/オンデマンド配信有)

スタジアム&アクセス情報

会場のパロマ瑞穂ラグビー場は、天然芝のフットボール専用の球技場(陸上トラックなし)です。
対戦相手・S愛知のほか、同じ愛知県がホストエリアのトヨタヴェルブリッツ(Division1)のホストスタジアムでもあります。
名古屋駅から地下鉄で約20分(地下鉄名城線・瑞穂運動場西駅)、駅から10~15分程度と遠征組も行きやすい立地です。

テレビ中継ではバックスタンドの向こうのマンションのベランダに海外の国旗が掲げられていた様子が映っていたこともあったように、住宅街の中にあります。

2015年4月より、名古屋市瑞穂区に本社を置くガス器具・給湯器の製造・販売会社である(株)パロマがネーミングライツを取得。
名古屋市瑞穂運動場を「パロマ瑞穂スポーツパーク」としたほか、ラグビー場を含む名古屋市瑞穂公園内にある各運動施設に「パロマ瑞穂」がつくようになりました。

リーグワン公式サイトより
https://league-one.jp/stadium/15

競技場については、私が参加しているnoteマガジン「ジャパンラグビーリーグワンファン合同note」仲間のみきしのさんが記事を書かれています。
日本に「ラグビー」の名がつく貴重な競技場の一つなど、あまり掘り下げることのない話題も紹介されています。

アクセスは、運動場のサイトに掲載されていないので、上記みきしのさんの記事から引用させていただきます。

https://note.com/mikishino/n/n1bc7896f84ab

・最寄りの駅・バス停が多数
・地下鉄の駅だけでも3か所(桜通線:瑞穂運動場東、名城線:瑞穂運動場西、桜通線・名城線:新瑞橋)
・各駅の会場に一番近い出口からのルートは上記の通り(どのルートも10~15分程度)

また、ゆるはぴさんのブログには、遠征者向けに名古屋駅からのルートなど紹介されています。

余談ですが来週の土曜は無料開放され、パン食い競争などのイベントが予定されています。

試合の行方は天気次第?

両チーム前回の対戦は、第4節の今年1月13日。千葉県のゼットエーオリプリスタジアムで行われたD6のホストゲーム。
試合開始時はホントに雨が降るの?と天気予報を疑うくらいの晴天が広がっていましたが、後半開始と同時に冷たい風を感じた途端に雷が鳴りだし中断。その後、激しい雷雨で再開に目途がたたないと判断され中止(規定により試合成立)。

同時刻には国立競技場で「第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の決勝が行われ、同じく中断後に再開。
雪が舞い振る幻想的な光景がひろがるなか、帝京大学と明治大学が熱く戦った日でもありました(その後、両チームのキャプテンが同じリーグワンのチームに入団し、すでにアーリーエントリーでデビューやメンバー入りしているのはご存じの方も多いはず)。

今度こそフルマッチがみたい!ところ、肝心な名古屋市瑞穂区の天気予報はというと。17日6時現在では、試合前後の時間帯に傘マークが・・・・・・。

https://tenki.jp/forecast/5/26/5110/23108/1hour.html#forecast-point-1h-today

なお、天気予報のサイトによって情報が異なったり、随時更新されているので、詳しくは最新の情報でご確認ください。

スタジアムイベント

今節の試合情報に関して、S愛知の公式サイトには各種イベント中止の案内がされています。

https://sports.toyota-shokki.co.jp/rugby/topics/2024/topics20240312.html

グッズ販売はあるようで、D6もブースで販売されるグッズ案内がXにリポストされています。

Division2上位3チームが決定

Division 2はレギュラーシーズンの上位3チームによる順位決定戦(総当たり2戦ずつ)による順位に応じて、入替戦で対戦するDivision1のチームが決まります。
つまりDivision1との入替戦に進むためには、レギュラーシーズン3位以内がマストですが、その3チームがD6、S愛知、そして第10節で対戦するNECグリーンロケッツに決まりました。
D6 とS愛知は勝敗はともに6勝1敗ながら勝ち点の差でD6 が首位のため、試合の勝敗は、そのまま順位に比例します。

https://league-one.jp/standings/?year=2023&t1=1

また、レギュラーシーズンの順位は、順位決定戦のホスト&ビジターにも関係します。
全国各地にチームが散らばるDivision2は、応援する側にとっても遠征有無にかかわります。状況が許すなら、試合会場で直接応援の声を届けたいと思うファンは多いはず。ホストエリアや近郊で開催される結果になって欲しいところです。

チームマスコットのロッディ&ドリィ。
ホストゲームなら彼らに会えるかも?

前回の対戦

前述の通り、約2か月前に対戦し10対7の僅差でD-Rocksが勝利(後半47分雷雨のため中止、規定により試合成立)。
昨シーズンはレギュラーシーズンで2回、順位決定戦で1試合対戦し、全て浦安DRが勝利しているので、対S愛知戦の連勝記録が4にのびています。

D-Rocks公式SNSより拝借

公式ハイライトはこちら。

リーグワン公式のレポートはこちら。

ただし、この日のD-Rocksはフッカー(2番)の負傷交代が相次ぎ、後半早々にスクラムがノーコンテストになった矢先に雷雨の中断を経ての中止でした。素人ながらに、フルマッチだったらどうなっていたかなと思う試合展開でした。

またD-Rocksは10番・クリップスヘイデン選手、12番・オテレブラック選手、15番・田村煕選手と本職が10番の選手を3人も揃え、S愛知のキックを多用する試合の組み立てを意識した(と思われる)布陣でのぞんだ試合でした。ちなみに注目された第一プレースキッカーは、オテレブラック選手でした。

2024/1/13 クリップスヘイデン選手
2024/1/13 田村煕選手

この試合のPlayer of the Matchを獲得したのはTKこと竹内柊平選手。
後日の練習公開時におめでとうを伝えたら「たなぼたです」と言っていたので、今節もぶちかまして文句なしのPOMを獲得してもらいたいです。

キックオフやリスタートのキャッチングでは、
タケウチ&タケウチ(武内)リフトも
フッカーの負傷交代でラインアウトのスローワーをするTK
前半18分、先制トライを決めるTK

なお、前節の試合予習記事はこちら。S愛知も簡単に紹介しています。

出場選手情報

浦安DR

その後、メンバー変更が発表。

1)先発おかえり
ジェームス ・ムーア選手(5番、第5節以来)
2)前節リザーブから先発へ
石田楽人選手(1番)、シェーンゲイツ選手(14番)
3)前節先発からリザーブへ
坂和樹選手(17番)
4)メンバー入りおかえり
藤村琉士選手(第4節以来)、トゥクフカ トネ選手(第3節以来)
5)初メンバー入り
佐藤大樹選手(20番)*

*出場したらリーグワン、D-Rocksともに初キャップ

前節から5名がメンバーチェンジ(先発2名、リザーブ3名)、先発とリザーブの入れ替えが3名。タイラーポール選手と石井魁選手は、前節までフルタイムの出場が続いています。
日本代表経験者のシェーンゲイツ選手が14番に。12番は先日の日本代表スコッド合宿に参加したサミソニトゥア選手、13番はRWC2023ワラビーズ(オーストラリア)代表のサムケレビ選手とナショナルクラスのメンバーが並びます。

リザーブには前回の対戦で負傷交代から復帰戦となる藤村選手、久々のトネ選手が入りました。
そしてメンバー発表後の交代では、佐藤大樹選手もリザーブ入り。佐藤選手についてはのちほど紹介します。

S愛知

10番のフレディー ・バーンズは77得点をあげ、現在Division2得点王ランキング1位を独走。
牧野内翔馬選手(19番)は、D6の前身チーム・アークスことNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に5シーズン在籍。昨シーズンに続き古巣対決です。

一覧

https://urayasu-d-rocks.com/game/member/index.html?date=202403171430

第4節と比較してみると、D6は7名、S愛知は5名が入れ替わっています。

個人的な注目① 初のケレビ兄弟対決

ともに先発メンバー入りしたD-Rocks12番のサム・ケレビ選手(弟)とS愛知15番のケレビジョシュア選手(兄)、初の兄弟対決が実現。
兄のジョシュア選手はカテゴリーA資格をもち(そのため姓名の表記が逆)、セブンズ日本代表(7人制ラグビー)経験者。ご本人たちのSNSでは、家族で仲良さそうにしている様子を目にします。

個人的な注目② トライゲッター対決

現在のDivision2得点ランキング1位はD6 の石井選手(7トライ)、2位がS愛知に今シーズン新加入の6番・カヴァイア ・タギヴェタウア選手(6トライ)とワンツーの2人が出場。どちらがトライ数をのばすのかも注目したいところ。

石井選手は前節終了後、リーグワン公式のインタビューでトライを獲ることについてこんなコメントをしています。

個人的な注目③ じろうのメンバー入り

ファンにとって嬉しいのは、佐藤大樹選手のメンバー入り。
ポジションはロック、出場したらリーグワン、そしてD-Rocks初キャップ。
調べ方が間違っていなければ、トップリーグ最終年の2021年4月11日以来、約3年ぶりの公式戦メンバー入りだと思います。

今シーズンは、バックアップメンバーとして試合時のウォーミングアップに入っている様子や、練習試合ではいいパフォーマンスをしていたので楽しみ。
なお、同じDivision2のレッドハリケーンズ大阪に、兄の大朗さんが在籍。兄の「たろう」に対して、弟なのでニックネームが「じろう」。
昨シーズンからチーム内の選手会長も務め、話も上手なのでファン向けのイベントの露出も多く、ファンみんなから応援される選手だと思います。

2024/1/27 清水建設江東ブルーシャークスとの練習試合ではトライも

試合をより楽しむコンテンツ

試合をより楽しむための読みものやアプリ企画です。

①リーグワン公式 見どころ

リーグワン公式サイトでは、毎節各試合の「見どころ」が紹介されます。
浦安DRは3番で先発出場の竹内柊平選手、S愛知は11番で先発出場の中野豪選手が紹介されています。

②リーグワン番記者ポスト

リーグワン公式Xの「#番記者ポスト」にも竹内選手のエピソードが投稿されています。

③SpoLive(携帯アプリ)

スポーツ配信アプリ「SpoLive(スポライブ)」では、今シーズンもアプリ上で応援するチームをトン活(アプリの「応援」ボタンを押すだけ)があります。課金応援をすると選手のデジタルカードが届きます。

会場外の応援

D6のオフィシャル応援店舗「HUB新浦安店」では、試合の放映があります。
場所はJR京葉線・新浦安駅前「オリエンタルホテル東京ベイ」B1Fです。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
岩ばれ! D-Rocks🔥


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