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4月29日(月)~5月5日(日)

3月まで参加していた「さとゆみビジネスライティングゼミ」の同期が始めたnoteの連載がとてもおもしろかった。そのことを本人に伝える際、「私もやってみたくなった」と添えたら「まきちゃんもぜひ!」と巻き込んでくれたので、ついていくことにした。やり方は、①「15分刻み読書」という方法で本を読む。②毎日記録する。③読めなかった日も、正直に書く。

4/29(月):未測定
この日に投稿されたライター・はせべあつこさんのnoteの記事で「15分刻み読書」を知る。私が今、刻みながら読んでいる本は『新版 女興行師 吉本せい:浪花演藝史譚』(矢野誠一/ちくま文庫)。

4/30(火):15分 12ページ
タイマーをかけて本を読んだのは初めて。時間が気になって読み進めにくい。15分と決めて本を閉じるのではなく、結果15分しか読めなくてもいいから毎日読もうという趣旨なのだと気づく。

5/1(水):0分 
趣旨を理解したところで気が楽になりすぎて0分。朝、NHK連続テレビ小説『虎に翼』を見る。朝ドラは15分だが、自分がおもしろいと思ったシーズンは、7時半からのNHK-BSと8時からのNHK総合を見てしまう。お気づきのとおり、30分使っている。15分を読書に振り入れればよかったが、『虎に翼』は2回見てしまうな。

5/2(木):15分 20ページ
はて、なぜ私は今ごろ『新版 女興行師 吉本せい:浪花演藝史譚』を読んでいるのだろうか。この作品は1987年に中央公論社より刊行されたものが中央公論社と筑摩書房で文庫化され、2017年に新版として発行されたものだと記されている。“遅ればせながら”も甚だしいが、宇多田ヒカルさんも先日の「EIGHT-JAM」(テレビ朝日)で、「その人が初めて聴いたときが新譜」とおっしゃっていたので、これは私にとっての新刊である。

5/3(金):15分 22ページ 
今回の読書に朝ドラが大きな影響を与えていることに気づく。吉本せいさんは2017年下半期の朝ドラ『わろてんか』の主人公・藤岡てんのモデルとして知られるが、3月に終わった『ブギウギ』では、小雪さん演じる村山トミのモデルでもあった。小雪さんがあんなに素敵な女優さんだとは知らなかった。『おちょやん』のときの宮澤エマさんくらいかっこよかった。私が今ごろ、吉本せいさんの評伝を読んでいるのは、小雪さんの影響である。

5/4(土):15分+アディショナルタイム 32ページ
はせべあつこさんが読んでいるということで取り寄せた『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』(近藤康太郎/CCCメディアハウス)が届く。とりあえず15分だけ読んでみようと本を開いたら、これは!という言葉が出てきた。付箋を貼り、いったんタイマーを止め、大学ノートを出してきて、書き写す。読んでいない時間も15分に含めるのか問題が発生。

5/5(日):0分 
朝、原稿を書くための資料を読んでいたので、読書の時間がとれなかった、と言い訳。昼、大学生になってまで体育会でサッカーを続けている息子の試合を観に行く。人生で初めてキャプテンとして出場したのだという。何でもいいから、楽しく生きてほしい。夜、友人と花園神社で唐組観劇。唐十郎さん逝去の報あり。


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