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5 月20日(月)~5月26日(日)

先週末に近藤康太郎さんの1日講座に参加した。受講者の方が、近藤さんが提唱されている必読本の読書を続けているとおっしゃっていた。15分読書のリスト本があれば、本選びに迷うことがないのだと取り寄せたが、必読本を読む前に、そのことが書いてある本を読むことになるのだな、これは。

5/20(月):0分
先週の土日にフルで仕事以外の予定を入れてしまったため、朝3時に起きても仕事が終わらない月曜日になってしまった。本を読むなら早起きしろ、言い訳するなというのは分かってはいるのだが、早起きも早起き、ほとんど寝てないのに読む時間がとれない日もある。朝ドラは、15分だけ見ている。

5/21(火):5分 7ページ
終日、現場に出向いてシンポジウムの速記反訳。電車の移動時間に本を読むつもりだったが、通勤時間は混んでいて、本を取り出すことが難しかった。昔はみんな、新聞を縦に細く折りたたんで読んでいたものだったなあと昭和に思いをはせる。

5/22(水): 15分 20ページ
本日は作業日。思いのほか時間のかかる案件を承っていて、手放れるまで安心して眠れない感じ。今読んでいる本は山本文緒さんの『無人島のふたり 120日生きなくちゃ日記』。先日、とあるドラマの主人公が死期の近い元作家の設定だったことに対し「元であっても作家なら最期まで何かを書いているはず。設定に嘘がある(意訳)」と言った人がいたけれど、この本は余命宣告を受けながら最後まで綴った日記だ。刻んで読むなら日記がよいのではないかと思って読み始めてみたが、気軽な読み心地なのに気迫を感じて読み進めることが難しい日がある。山本さんは、この期に及んで、本を新規に取り寄せて読んでいる。そして、書いた日記を、編集者見せている。

5/23(木): 15分 20ページ
作業作業の一日。お昼ご飯を食べながら読むにはちょっと厳しい日々の日記だ。夕方、お世話になっている編集部の方々が晩御飯の席を用意してくださったので出かける。ママ友でライター仲間のMちゃんも一緒でとても嬉しかった。帰り際、別れがたくて、最寄り駅の前で30分くらい立ち話。中学生みたいだ。大人なのだから、もう一軒行けばよかったのだけど、互いに繁忙期だ。また改めてと約束して別れた。

5/24(金): 15分  20ページ
早朝からオンライン会議。9時半に一仕事終わっているというのは、なかなか気持ちがいい。今日は何をしようかな、出かけちゃいたいなとも思うが、作業作業の一日だ。来週の月曜日まで頑張れば、平常運行になるはず。がんばる。『無人島のふたり 120日生きなくちゃ日記』(山本文緒/新潮社)を読了。本を読み終わるということは、山本さんの命の終わりを看取るということだ。こんな読書は初めてだ。

5/25(土): 0分
近藤康太郎さんの『三行で撃つ』と『百冊で耕す』が届く。どちらから読むのがよいのだろう。いずれにせよ、本を読み始めるのは来週になってからだ。時間のかかっていた案件が終わり、メールにて納品。資料も宅急便で送り返した。反応があるとしても、週明け月曜日だろう。あとは反訳5本と原稿1本を月曜日までに!

5/26(日):0分
なんとか納品のめどがたってきたところで、昼間2時間だけ月1回の句会に出かける。母が豆御飯を食べ過ぎたエピソードを句にしたものを特選でとってもらえた。先日の俳誌で選んでもらったのは、娘が新郎を家に連れてきたときの句だった。家族のことを句にすると、選んでもらえることが多い気がする。ハイボールの句や酔い覚ましの句は好まれないようだ。

【振り返り】
お手本にしているライター・はせべあつこさんの読書日記には、1週間の振り返りがある。そして、実はこれがあることが、次週へのブリッジ、明日への架け橋になっていることに気づいた。私も1週間を振り返ってみたのだが、とにかく、仕事を詰め込み過ぎだ。来週は、15分といわず、読書の時間をしっかりとりたいと思う。そうしないと、積読本が増える一方だ。

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