婚活してみてはじめてわかった、理想の人。

こんばんは、まきこです。
久しぶりに婚活について書いていこうと思います。

理想の人ってどんな人ですか？

恋バナをするときに友人同士で理想の人や好みのタイプ、フェティシズムの話になったりしませんか？
同性の友人たちと恋バナで盛り上がるのは、異性の目を気にせず好き放題いろいろなことが語り合えて、最高に楽しいですよね。
恋バナって自分の話をしなくても聞いているだけで面白いです。
むしろ映画やドラマや漫画ではない、リアルな話なのですんんんごく面白いです。

異性の理想像については婚活以外の場でも考えさせられる機会があると思います。
「どんな人が好き？」や「芸能人だと誰が好き？」という質問をしたことされたこと、あると思います。私は実際に質問しましたし、されました。
質問の答え方は何が正解なのか私には難しくてよくわからないので、ここでは触れません（笑）

程度の差こそあれ皆さんも理想があって、出会いを求める際には何かしら条件を絞っていると思います。

例えば……
街コンでは「タバコを吸わない人限定」「平日休みのアニメ好き」という企画で選んだり、
婚活アプリでは年齢や年収、住んでいるエリア、趣味などなど様々な条件で絞り込んだり、
結婚相談所のアドバイザーさんに「年収400万円以上で、身長160㎝以上180㎝未満で逃げ恥の星野源さんみたいな黒髪ショートの塩顔の人でお願いします！」とお願いしたり（これは実際に私がアドバイザーさんに依頼した内容だったりします）。

電車の広告で見かける結婚相談所のキャッチコピーに
「高望みから始めよう」
というものがありましたが(コピーの細かいところが違うかもしれません）、
我ながらそのコピー通り、メチャクチャに高くて現実離れしていた理想を掲げていたものです……。

変化してきた理想像。

結果から申し上げて、星野源さんみたいな人はなかなかいなかったです。
当たり前ですね（笑）

有り難いことに、いろいろな方と出会わせていただきました。
婚活アプリにも結婚相談所にも登録してたし、街コンにも、銀座のコリドー街にも足を運びました。（ただしコリドー街は1回だけです）

休みの日には昼はAさん、夜はBさんと時間差でお会いすることもありました。

1年くらいで結婚したいと思っていましたが、なかなか苦戦しました。
心トキメクことがあっても振られちゃったり。
実際に会ってみるとあんまり話が盛り上がらなかったり。

心折れそうになることばかりでした。

ただ、そうやって月に何人もの方とお会いしていると……
「身長は何㎝でも気にならない」とか、
「星野源さんじゃなくていい、清潔感あってよく笑う人がいい」とか
「自分がオタクだからオタクは避けていたけど、むしろがっつりオタクな人とのほうが話が弾んで楽しい」とか、
ステレオタイプではない、自分なりの本当の理想像が見えてきました。

理想の人……かも？

そんななか、身長は理想的で清潔感があり、ガンダムが好きでしかも年収も1000万円近くもある方と結婚相談所でマッチングし、初めてお会いした時のことです。

「女性でガンダム好きな方は貴重です。」

そんな理想的な条件の方から貴重だと言ってもらえたのに、私は嬉しいと感じられませんでした。
それどころかこの言葉で、お相手の方と距離すら感じてしまいました。
お話は楽しかったのですが、心にモヤモヤを抱えたまま……。どちらからも、また会おうという積極的な動きはなく終わりました。

そのあたりから婚活疲れのようなものを感じて結婚相談所を休所し、再度頑張る気持ちになれず、フェードアウトするように退所しました。

婚活してわかるのは、誰よりも何よりも、自分自身のこと。

たくさんの人と会うことは疲れましたし、正直に言ってしんどいこともありました。いや、しんどいことばかりでした。

鏡なんだ　僕ら互いに
それぞれのカルマを映す為の
汚れた手と手で触りあって
形が解る
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ーBump Of Chicken「カルマ」ー

私の好きな曲の1つですが、本当にこの歌詞の通りだなとつくづく感じています。

今だから当時のことを冷静に考えられるのですが……
私は、条件ではなく「私自身」に価値を見出してくれる人と出会いたかったのでしょう。
元々少女漫画が大好きなのだからそれくらいわかりそうなものなのに、そんな基本的なことですら、実際に婚活を経験してみないとわからなかったのです。

結婚相談所も退所して、婚活アプリもログインすることなくなって、そんな時に旦那さんと巡り合うことができました。
旦那さんはものすごく有り難いことに、私のことを第一印象で大変気に入ってくれて、私の愛されたい願望をこれでもかという程に満たしてくれました。
理想通りの人かというとそんなことはないです。ケンカもしますし、直してほしいところもあります（笑）
でも、一番満たしてほしいところを満たしてくれる人ではあります。

どのご夫婦もそうだと思いますが、どの結婚も不思議なご縁でつながっているように思います。
日本に男性も女性もたくさんいるのに、今のパートナーと出会えて結婚したことってすごい確率ですよね。

旦那さんとの馴れ初めも、またいずれ書きたいと思います。