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信州 ぐるっと探訪

 こんにちは。自身が暮らしている身近な地域で元気に、そして知恵を使い頑張っている人たちはいないかとぐるっと見渡してみました。するとそこかしこに沢山いるではないですか・・・そこで今回は、二つ程実例を取り上げてみます。

実例1 つなぐ家

 まず最初にご紹介するのは、長野県は上田市武石にあります「つなぐ家」です。この施設は、長野県内の元気づくり支援事業の知事賞にも輝いた地域交流拠点で、ちょうど街の中心にもあることもあり住民が集まる憩いの場となっています。

 そもそもこの施設は、住民有志5人が「つなぎ隊」を結成しスタートさせたもので今年で8年程が経ちます。最初はなかなか周囲の協力が得られなかったようですが、さまざまなイベント(JAZZ鑑賞会など)を企画して農協、役場・・・と、巻き込んでいったそうです。

 店のオープンは隔週木~土、9時半~12時。開店前になると近くの農家さんが集まってきて自分の畑で採れた自慢の野菜を店頭に陳列するなど直売所の機能も持ち合わせています。その他に駄菓子など子供のお小遣いで買える商品も置いてあるので子供にも人気のスポットです。

回想録 駄菓子屋編

 今回つなぐ家を訪れとても懐かしく感じられたのが、駄菓子です。記憶をたどってみると、小学生の頃に通っていた書道と珠算教室の帰りに必ず寄り道をした駄菓子屋です。10円のヨーグル、酢昆布、わたがしなどが定番の商品でしたが、これからも時々足を運びつなぐ家の活動に参加して行きたいと思います。ところで、他にもスライム、笑い袋、ヨーヨーなどの商品がありましたが、皆さんはどの逸品がお気に入りでしたでしょうか?


実例2 上田市デジタルコミュニティ通貨

 次にご紹介するのは、長野県は上田市で実証実験を行っている【まちのコイン上田「もん」】です。これには前段のつなぐ家も参加していて「人と人」や「人とお店」のつながりを生み出す地域通貨です。

 仕組みとしては、スマートフォンやタブレット端末にアプリをダウンロードすることで利用ができ、「使う」「もらう」「あげる」といった使い方があります。ただし、お金に換金することはできません。上田市の「まちのコイン」は、戦国時代に活躍した真田家の家紋である六文銭にちなみ「もん」と呼びます。

3 自身の取り組み 自家製信州みそ

 今回は信州産の農産物大豆をつかった味噌の仕込みレポートをします。信州みそは、特別赤くも白くもなく通常のみそといったものに近いと思います。通常1月から2月頃に仕込みをし、約10ヶ月ほど熟成させるという流れになります。美味しいみそが出来上がるので乞うご期待!

 【材料】 出来上がりの味噌10Kgのとき

      大豆2.5Kg 麹2.5kg 塩1.0kg

 信州みそ一口メモ

 長野県は寒暖の激しい気候で、澄んだ空気、きれいな水資源も豊富であるため昔からみそ作りにはとても適した風土であることがうかがえます。そう言えば子供の頃の記憶でみそのにおいがする工場がたくさんあったように思います。

 みそ作りの工程で「みそだま」を「えいっと」ボールに投げて空気をぬく作業がありますが、これは楽しいのでぜひ一度試してみてください。


 最後になりますが、みその話がでたところで長野県における(特に佐久地域)減塩運動の取り組みについて触れてみたいと思います。ご存知の通り長野県は長寿日本一でもありますが、これには当時の佐久総合病院長、故若月医師の農村医療への取り組みの多大なる功績によるものです。

 佐久市野沢という所には「ぴんころ地蔵」というお地蔵様があり、おばさんの原宿巣鴨の「とげぬき地蔵」、「赤パンツ」に負けず劣らずのメッカとなっています。まさに、「ピンピンころり」といったところでしょうか?

 読んで頂いた皆さん、有難うございます。次回投稿でお会いしましょう!




   


 






  


 

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