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産業クラスター&ケミカルなおじさん

 こんにちは。今回は、最近、気になった「産業クラスター」と危険物取扱者資格の学習(化学・物理分野)をきっかけに関心をもった「地域の水資源」等について書いてみたいと思います。もう少し具体的に言いますと、「産業クラスター」の方は、自身が地域経済の再生に関心があったところに、長野のローカルラジオ放送で耳にしたもので、「水資源」については、自宅の敷地内に井戸があったり、以前に水関連の仕事をしていたことがあるからです。それでは、早速みていきましょう。

 1 産業クラスターとは?

 現在、日本各地では、地域経済の再生施策として「産業クラスター」形成にむけた取り組みが行われています。さて、それでは「産業クラスター」とは何か?についてですが、クラスターは本来「(ぶどうの)房」などを意味し、ぶどうの房のように企業、大学、研究機関、自治体などが、地理的に集積し、相互の連携・競争を通じて新たな付加価値を創出する状態のことを言います。

 「産業クラスター」が注目を集めている背景ですが、現代において、国内の大都市圏から地方圏への企業誘致に頼る地域産業政策の有効性は低下している反面、地域の研究機関と中小・ベンチャー企業などの交流からイノベーションを生み出すという取り組みが多く見られます。

 ~私が暮らしている街での具体例~ (ワインクラスター)

 身近なところとして、自身の地域では、ワインを軸とした事業活動により、首都圏居住者と地元住民との交流を行っています。

 【主な取り組み内容】
 *首都圏におけるワインと食などの地域勉強会、意見交換会の開催
 *地域の魅力を体験するツアーの開催
 *継続的な交流の場所となる遊休地の整備
 *地域と首都圏をつなぐWebサイトの構築

 最後になりますが、今後の展望として、小さな面積ですが畑地があり数種類の野菜を作っていることから、LCC代表(もちろん我らがキャリドル、美冬さん)の著書「おじさんの定年前の準備、定年後のスタ→ト」に書いて頂いたパラレルキャリアを実践していきたいと思います。

改修後の井戸とポンプです。

 2 水資源について

 冒頭から質問ですが、毎年8月1日が「水の日」だというのをご存知でしょうか?自分も知りませんでしたが、その1週間は「水の週間」というこです。書き出しでも少し触れましたが、水処理設備の仕事をしていたことがあります。とにかくそこでの業務は、水をきれいな状態にするというもので、設備の運転管理や大気汚染の問題から水質管理まで広い範囲に渡るものでした。

 具体的には、微生物の働きにより水を浄化させるためのエアレーションや滅菌、また設備の点検・整備などで事務職が長い自分には、けっこうハードなものでした。時には、関連施設の点検に行き地下階段を降りると、そこはパイプラインが数十メートルにわたって引かれていてまるで地下壕といった感じです。

 それでも、ここでの業務経験によって、電気のことが分かったり、工具などが使えるようになったことは、少なからずキャリア形成につながったり、自身にもなったと思います。

 次に、自宅のにある井戸(以前は石造りのもの)ですが、もの心がついたころには庭にあって、靴を洗うなど生活用水として使っていました。深さは分かりませんが、中を覗いてみると石がきれいに積まれていました。数年前に、全面的にポンプの改修も行い、保健所で水質検査もしてもらいました。検査項目は、11~51項目に分類されていて、結果は飲料水としても使用できるということです。

 ただ、この井戸水を使用しての苦い経験があります。数年前に、副業と観賞をかねてメダカ(ヒメダカとブラックアイ)を飼ったことがあります。その時は、水合わせが上手くいかなかったのか、2度とも死なせてしまいました。原因は、わかりません。

 あと、地域の大切な水資源として「ため池」があります。これは、主に農業用水を確保するために水を貯え、取水設備を備えた人工池のことである。「ため池」はこの地域にも数多くあり、外来種のアメリカザリガニが繫殖していて、子供の頃の遊び場だったことを思い出しました。

 タイムリーな話題としては、数ヶ月前に奈良で川が緑色に変色したという報道がありました。報道された時点では、河川の流域全体が緑色で驚きましたが、その後の調査では、それ程問題無いようでした。生態系を保つためにも、保全に努めたいものです。

 自身の親戚が群馬との県境で温泉旅館を営んでいますが、そこは「胃腸の名湯」で知られ「宝命水」という源泉が湧き出ていて、子供の頃には言われるがままに飲みましたが、記憶の中では酸っぱく飲みにくかった感じです。あとで調べてみたところ、どうも「炭酸水泉塩冷鉱泉」とのことです。高校生の頃、この宿の一間をかりて、夏休みの宿題(新書と文庫を含め100冊読破を含む)をやり終えた(2学期が始まる始業の二日前!?)ことは、良い思い出です。明治期創業の良い宿ですので、皆さんも一度訪れてみて下さい。

 ところで、化学にまつわる表記をグループ名にしている音楽デュオは、意外と多いです。自分たちの活動の想いを化学式に込めたようですが、新しいところでは、「CHEMISTRY」,少し古い話になると「H2O」(皆さん、覚えてますか!?)といった所です。
「H2O」は隣町の上田市出身のフォークデュオで、アニメ「みゆき」のエンディング曲「想い出がいっぱい」が大ヒットでした。確か、「ザ・ベストテン」にも出演をし、地元ではかなりの人気者でした。

 こうして考えてみますと、「化学」という言葉は、化学万能の時代(鉄腕アトム⁉こちらは”科学”の子)では広く受け入れられていたかもしれませんが、近年では、負の意味合いもあるようです。料理番組でも「化学調味料」という言葉は使わず、「旨味調味料」に言い換えているということです。これも、時代の変遷なのでしょうか?

 最後になりますが、これまで日本人である私たちは、あまり意識をせず使い続けてきましたが、今後は水道管の張り替え問題もあり、いっそう大事にしていかなければと・・

 最後までお読みいただき、有難うございます。また、次回投稿でお会いしましょう!



 

 

 

 






 


  








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