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信州ー活躍人ー

 今回の投稿では、引き続き地域振興分野で頑張っている人々にフォーカスを当て、実例を書いて行きたいと思います。



 実例1 まめってぇ鬼無里太陽光発電所

 先ず一例目ですが、長野県は長野市鬼無里地区にあるまめってぇ鬼無里鬼無里太陽光発電所の紹介です。鬼無里地区というのは長野県の北部に位置し、秋には紅葉がきれいで、奥裾花渓谷でも(日本百景)でも知られています。

 このプロジェクトは、地元NPO法人とファンド会社の数社が協力して実現したもので、設備の構築には2年の歳月を要し2015年(平成27年)に完成となっています。

 本設備の特色として以下2点が上げられます。

 ➀ 多雪地帯であるが故の設置の工夫

 ➁ 住民参加型の事業展開

 ➀の特色としては、太陽光パネルに角度をつけることにより雪対策を行う

ことと、架台を単管パイプで自作することでコストを抑えています。

 ➁の特色ですが、用地選定を含め、資金繰りの面では地元住民を中心に募金を募ったプロジェクトだということです。

 今回の訪問で感じられたのは、地域の特色を活かしエネルギーと食料を自給自足し、地域を元気にしたいという「住民の意識」です。

「やめってぇ」言葉解説・・・地元方言で「元気な」という意味です。

 実例2 氷風穴(保存会)

 次にご紹介するのは長野県は小諸市にある氷風穴です。

 風穴は、地下の岩の隙間で冷やされた空気が湧き出す場所。氷風穴は300年前から氷や食材の保存に使われ、明治から大正時代は養蚕の貯蔵場所として生糸の大量生産に貢献しました。

 現在では、りんごや漬物、日本酒の保存にも利用されています。(ここで冷やしたお酒は格別...)夏場でも2~5度程の低温に保たれ、空気の循環によりカビが発生するこはありません。まさに「エコ冷蔵庫」といった所です。

また、保存会も発足していて、看板やポスターを作ったりガイド活動も行っています。

 自身の取り組み

 今、自身でやってみたいことの一つに、長野の特産品でもあるそば打ちがあります。そこで必要となるのがそば粉なのですが、それを準備するのにそばの栽培を行ったことがあります。

 当時、水稲からの転作作物としてそばを選定したわけですが、面積にすると10アール(1反=300坪=1000㎡)の広さです。

 そば栽培の特徴には次のようなものがあります。

 ① 比較的どんな気候、土壌でもよく育つ強い作物で、技術的にもそれほど難しくない

 ➁ 生産性の面でも二期作が可能でメリットがある

 また、品種についても数種類あり、種まきの時期も、夏型(春まき型)、秋型(夏まき型)2種類があります。

 今後は、そば打ち段位認定にもチャレンジしてみたいと思っています。因みに、認定の条件としては、職人ではなくあくまで素人であることで、1~5段までの熟練度基準があります。

 読んで頂いた皆さん、有難うございます。次回投稿でお会いしましょう!








 

 










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