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一生許さない営業マン〜前編〜

私には一生許さない営業マンが1人だけいる。
まあ、正確には許したことになってるのかもしれないけど、当時のことを思い出すと今でもイラっとする。
もうこうして笑い話になってるけどね。

7年くらい前、下の子が産まれて3ヶ月くらいになった頃。
私はベビーカーを常に車のトランクに入れていた。
小さい車だったので、トランクはベビーカー以外のものはほぼ積むことができなかった。
うっかり出先でおむつやおしりふきを箱買いしてしまい、駐車場にもどってから積むスペースが車に残されてないことに気づいた。
仕方なくイオンの駐車場で段ボールを開封しておむつやおしりふきをバラにして車の隙間あちこちに無理やり詰め込んで帰った。

子供が2人になったしもう少し大きな車にしなきゃね、ということで車の買い替えをすることにした。
当時お金があまりなかったので新車という考えは全くなく、迷わず中古車販売店へ。
ここらじゃ割と大手で何店舗かある販売店だ。
私が免許取りたての時に一度訪れたが、その時はとても真摯に対応してくれたので安心できる会社だ。
でも今回行ったのは同じ会社の他店舗。
そこで出会ってしまったハズレ営業マン。

私たち夫婦は当時、主人32歳で私は30歳だった。
そして子供2人。
決して若すぎる夫婦ではないはず。

ただ、私は童顔で背が低い。
旦那の身長はなかなかあるがかなり細身で、スキニーを履いていた。
多分そのせいで、営業マンは私たちを20代の若夫婦だと思ったのだろう。

何かにつけちょっと「おや?」と思う言い回しだったり態度だったりがあった。
たまにタメ語が混じったり、、、。
でも営業マンというのはその後の付き合いもあるし、気にせず普通に接していた。
私は割と人と話す時ニコニコしていて愛想はいい方だ。
だから余計に舐められたのかも。

でも最後には双方が納得いく形で車が決まり、購入手続きが進んだ。
営業マンとの信頼も築け、「次もこの人にお願いしたいな。」とまでその時は思えた。

「今まで乗っていた車のホイールカバーはアルミの良いものを使っていたのでそれは返して欲しい。」と私が言うと、「今回の車と型が合わないので、後日新品とはいきませんがアルミの別のものを用意させていただきます。」と言われた。
私は自分で売れるところを探してお金に変えて別のホイールカバーを買おうと思っていたので、それは助かると思いお願いした。

そして何日か過ぎ、無事に納車された。
「ホイルカバーはまだ型が合うものが見つかっていないのでもう少しお待ちください。」と言われて、プラスチックのホイールカバーが付いた状態だった。
そして営業マンが帰っていった。

中古車とはいえ、新しい車で以前のものより大きくなったので私たちはかなりテンションが上がっていた。
ニヤニヤと新しい車を眺めていると車の後方部に中古車販売店のシールが貼ってあった。
それを剥がすとなんと車体に大きな傷が!

「え?これ聞いてないよね?しかもかなり目立つね。傷の上にシールって、貼る時に絶対気付いてるはずだし、なんなら傷隠すため貼ったのかな?」
と疑問に思い、後日販売店へ。

そこで言われたのは
「これは直すのに15000円くらいかかりますねぇ〜。(←お客様負担)」
え?
うちらが払って直すのこれ?
すると旦那が「シールの下にあった傷で気づかなかったし、購入時に言われてませんし、私たちが直さなくちゃいけないんですか?この傷知ってたら買わなかったかもしれませんよ?」
とごねてくれた。
私は陰ながら旦那を応援した!
頑張れ!いけいけー!!!
何度かやりとりがあり、ついに無料で直してくれることになった。
勝利!

傷隠して売ってたんだから当たり前だろ、って感じなんだけど。
私たち間違ってないよね?
クレーマーじゃないよね?

まあいちお無料で直してくれたからそれは全然許した。
むしろこれ書き始めるまで忘れてた。
そんなことよりもっともっと怒ってるのはホイールカバーのこと。
そのときも「ホイールカバーはまだ見つからないのでもう少しお待ちください。」と言われた。

書いてて楽しくなってきた。
ホイールカバーの件はそこからさらに数ヶ月続いた。
長くなるのでまた明日(^。^)
後編をお楽しみにw

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