安全に電車に乗るために:私の知っていることを使って、暴漢から逃げましょう
こんにちは。
元アメリカの大学でスピーチ講師をしていた、現英語コーチ高橋です。
初めての方は、こちらから(自己紹介)。
いつもは月木に、中級者向けに英語プレゼンやスピーキングの力を上げるヒントを書いているのですが、今日は「電車で暴漢に遭遇したら、どうすればいいのか」について、アメリカにいた時のことも合わせて(向こうで学んだ知識も)書いてみます。
それは、きのう、10/31に東京の京王線で、20代の男性による無差別殺傷、放火があったからです。けが人も出ました。その時のニュースはこちら:
知っていれば、突然の状況でも、うまく対応して、逃げられると思います。必要な方に届きますように。そして、悲しいことに、「自分には絶対起こらない」とは、段々言えなくなっている日本の現状があるのです。
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当たり前のことも含めて、書いてみます。
まず電車などの不特定多数の人と一緒になる場所に行く時には、自分の周りにどんな人がいるか、その人達が何をしているのか、いつも観察してみてください。これで、危なそうな人がいたら、別の車両に移って、難を逃れることができます。
危なそうな人とは、私の場合:一人言をある程度大きな声で言って居る・言い続けている、絶え間なく動いている(挙動が落ち着かない)、周りをきょろきょろ見て、落ち着かない、明らかにおかしなことをしている(車内で、たばこを吸ったり)です。息が酒くさい、顔が真っ赤(酔っ払い)も避けます。明らかに女性専用車両なのに、平気で、わざと乗っているような複数の男性もたちが悪いです。
そして危なそうな人と距離を取る:隣に座られたら、さりげなく別車両に移るようにしてください。その電車を降りて、反対側のホームの電車に乗る、何ていうのもさりげなくて、お勧めです。
乗り降りしてくる人にも、注意してください。今までそばにいなかったのに、怪しい人がいきなり側に来られるのです。おかしいと気づいたら、すぐに席をたって、別なところへ。
おかしい人に気づけるように、耳にイヤフォン、目はスマホ・本に釘付け、というのは避けましょう。常に回りの音が聞こえ、見える状態にしておいてください。
それからご自分の今いる場所を、その車両全体から把握しましょう。犯人がどこから入ってきたら、どう逃げるのか、逃げ道をシュミレーションしましょう。そばに、非常の際、ドアを開けられるボタンがあるかどうか、確認しましょう。人がたくさんいると、逃げにくくなります。
走れそうか、靴など確認:走りやすいといいのですが、そうでない場合は、可能なら仕事用の靴とは別に、走りやすい靴を履いて出かけます。
武器や防護してくれる物:嫌なのですが、もし暴力などに遭遇したら、咄嗟に身を守れますか。長いしっかりした傘などあると、安心かもしれません。
。。。以上、事件が起こる前にできることでした。
できることはして、安全にお過ごしください。
ここまで お読みいただき ありがとうございました。
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