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受験英語から 自由になる1 ~答えは複数あり~

こんにちは。
クライアントさんの目標達成率 90%の英語スピーキングコーチ
高橋です。月、木に中級者向けのスピーキング力アップのヒントを書いています。
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今回から、自然な英語を話すために必要な、コツを書いていきます
多くの方が、受験英語の悪影響を受けているので、それのどこが問題なのか、どうすればいいのか、具体例をあげていきますね。

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今回は、上の図にもあるように、どんな問題にも 正解は1つだけ、という
考えを取り上げます。
これにとらわれていると、自然な英語が出にくいのです。

正解は1つだけ、は、色々な形を取って、受験英語や学校のテストに顔を出してきます。例えば、英単語が1つ書いてあり、その意味を日本語で書く、というもの。

単語を覚えるのに、一語だけ書いてその和訳を覚えるのではなく、本当は、例文と共に覚えるといいのです。その文章のなかから、イメージがつかみやすくなり、意味も取りやすいというものです。1つの単語に、複数の意味がありますから、例文があれば、そのうちどれかも、わかりやすいのです。

時に、単語の意味がはっきりわからなくても、良い意味かよくない意味か、そのぐらいを類推できれば、全体の言われていることの理解に支障がない時もあります。しばらく聞いていれば、文脈から意味が分かるときもあるので、単語そのものがわからないからといって、諦めないでください。

それから、日本文->英文、という過程を通って考えている方のなかに、日本文の一字一句を、そのまま英語に直そうとする方がおられます。日英は、一対一対応でないので、直訳はできないのです。

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また、定型表現などがあって、そこは、それを構成している単語一語ずつ、ではなくて、複数の単語が集まった全体でどういう意味、という風に捉える必要があるのです。
和英を一語一語、すりあわせていくような考えでは、いい英文は書けません。

日本語から英語に直そうとする方達のなかには、日本語の品詞と同じ品詞を英語でも、そろえたいと思われる方がいらっしゃいます。ですが、これは、同じでなくていいのです。どういうことかというと、日本語が名詞だからといって、必ずしも英語の方を、名詞で出さなくてもいい、ということです。
動詞ででも、句でもいいのです。意味が伝わればいい、と考えるといいです。

上のことの延長で、主語を日本語と英語で同じ物にしなくては、いけないと
考えていらっしゃいませんか。それも不要です
。前に書きましたが、意味が伝わればいいのです。その文を読んだ時に、伝えたい意味になっていればいいのです。なので、言いたいことを、複数の文章や単語で言えるように、練習しておくといいですよ。こちらが、聴く側になった時、色々な言い方をしてくる相手に対応しやすくなります。

以上で、今回は、終わりです。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。次回は、覚えた物をそのまま言う・出すことを優先する、に関してです。



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