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2019/5/6 20年振りに会った好きな人

今日は娘ちゃんを連れて仙台から東京まで。行きに比べて気が楽だったのは、同じく帰省していた親友と同じ新幹線で帰ることにしたから。フィリピンで駐妻をしている彼女はとても綺麗で優しくて、私は何だかとても鼻が高い。

そんな親友は待ち合わせ場所に彼女の母と一緒に現れた。20年振りに会う彼女の母は美しいだけではなく、とにかくはっと一目をひく人だ。会うのは実に20年振りだというのに、少なくとも私はそんな気がしなくて、というのも最初に会った時から私は彼女の母のファンで、彼女経由でよく話を聞いていたからだと思う。友人のために家を買ってあげた、とか、衝動買いで千万のオルゴールを買った、とか、お金のことに関してはとにかく豪快なエピソードがたくさん。それでいてとても律儀で、私の祖父が亡くなった時、一切面識がないのに、娘の仲がいいお友達の不幸だから、とこれまたさっと駆けつけ、香典をさっと置き帰っていった。その鮮やかな後ろ姿が心に焼き付いている。

そんな彼女の母が断捨離の一環として、私にリヤドロの置物をくれることになった。てっきり手のひらサイズのものだと思っていたのに、いただいてみたらかなり大きい作品で。下世話ながら値段を調べたら30数万円の品でビックリし、だけどさすが親友の母だ、相変わらず豪快で、そして格好がいい。

初めて親友の母に会ってからはもう25年?あの時と変わらず格好いい人だなあ、そんな気持ちで彼女の母を見送って。25年てなんだかすごく昔からのことだけど、確実に今につながっている、そう思う。


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