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2019/4/19 できないという勇気

昔からできないといったり断ったりするのが苦手だ。意に沿わない行動をした結果、相手が自分に対してネガティブな感情を持つことを想像して苦しくなってしまう。がっかりさせたくないというと格好がつくけど、実のところ、人からよく思われたい、という気持ちの裏返し。

我が道を行く人だね、とよく言われるけど人の評価を気にしすぎるところもある。性格というのはすっぱり黒か白かとなかなか言い表せるものじゃない。

そんな私が今日は「できない」という日だった。ひとつめは今日までに資料を作ってそれをもとに打ち合わせする日だったんだけど、どうも終わらず直前にリスケしてもらった。ふたつめは取引先の人と共同で作業しているタスクがあったんだけど、今日の夕方までにどこまでできる?と聞かれ、相手の期待を下回るところまでしかコミットしなかった。

ほんとはどちらも颯爽とこなし、さすがです、そう相手に言われたかったなあ、なんて今これを書きながら思わなくもない。ただ無理をしなかったおかげで今日は心穏やかにこれから寝られる。ああ、断るというのは自分を大切にすることでもあるんだなあというのが今日の気づき。

相手からよく思われたい、傷つきたくない、そう思うことで無理をしても、結局は、それで自分が傷つくのだとしたら。

まあそれでも無理したくなるときはきっとあって、だけど無理をせず断ることで傷つかないという発見は、ほんの少し私を断れる人間にするのではないか、そう思う。

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