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2019/1/14 腐った気持ちでみた世界

この三連休、正確には木曜あたりから諸々余裕がなく、何かをやると何かがこぼれるストレスフルな感じ。離乳食を作ると日記が書けない、
不要なものを整理していると複業先でのタスクに手が伸びない、ようやく時間ができてもそこに手を伸ばすと今度は別のものがこぼれていくという有様。やりたいことに対して時間が追いついていないのだ。

そして日曜日、ジムから帰った彼が、帰る早々部屋が汚いなあと呟いた。

彼としてはただの感想を言っただけ。だけど私の中では読みたい本も読めず、今年頑張ると決めたnoteも新年早々中断してしまった、それくらい毎日忙殺されているというのに、部屋が汚いと言われるなんてといった心境。それなら自分で片付ければいいじゃん、と無性に腹が立ったし悲しくなった。

そんな前日の腐った気持ちを消化できないまま、新松戸の親戚の家へ。そこには私の子に会うのを待ちわびていた、いとこたちがいた。会いたかった、写真で見たとおり私の小さい頃にそっくりだ、とすごく喜んでくれて、かわるがわる子を抱っこしてくれて。
そしてその帰り道、彼が食べたいロールケーキがあるからと柴又へ立ち寄った。初めて降り立ったその町はちょっとした観光地。浅草の仲見世をこじんまりとしたような商店街を歩いていたら気持ちがとても華やいだ。
腐った気持ちはどんどん軽くなって、そしてどこかへ飛んで行った。

すっかり機嫌をなおして前日の気持ちが腐ったシーンをリプレイ。
彼が帰宅したタイミング、子のおもちゃが床に散らばっていてとても散らかっていた。それはいつもより散らかっていて、それだけのことだった。だけど私は勝手に傷ついた。そして心を腐らせた。

柴又から家への電車の中で、子はとてもはしゃいでいた。子を連れた移動は大変だけど、子の笑顔をみると気持ちが華やぐ。行きもそういえば同じようにはしゃいでいたはずなのに、何だかちょっとウンザリしてた。

腐った心で見る世の中は荒んでる。メガネを外すだけで、こんなに違って見えるのに。

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