見出し画像

2019/2/15 水商売以前以後

起業した知人からCS業務を手伝ってくれないか、と頼まれ、昨日はCSのコンサルレポートとその他業務の見積もり表をほぼ徹夜で作った。

自分を値付けするのは難しい。高く見積もりすぎると繋がらないし、かといって、割に合わないのも馬鹿らしい。
散々迷った末、時給4,000円を目安に各業務に値段をつけた。自分が要領よくやればもっと効率はあがるだろう、そんな期待もこめて。

時給4,000円。真っ先に思い出したのは、大学の時に1ヶ月だけ働いた水商売のこと。私は時給3,000円でなんちゃってホステスをやっていた。そこにはちょうど同い年の子がいて、ただ彼女は時給4,000円の店からスカウトがくるなり、あっさりと店を変えた。挨拶もしないまま。

あの時の私は時給4,000円で働くにはあれくらい綺麗じゃないとダメなんだな、そんなことを考えた。容姿が評価される世界で私は及第点ギリギリのライン。3,000円がせいぜいだよな、もらいすぎなくらいかもな、なんて風に。

あれからずいぶん月日が流れ、場所は変われど、いつからか時給4,000円の女になれたみたい。そのことが昨日は何だかとても嬉しかった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?