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いきるためにひつようなのは、あいされりょく。

「わぁ〜!赤ちゃん!かわいい〜!」

近所のスーパーでベビーカーに赤ちゃんを乗せて歩いていたら、5歳ぐらいの女の子が声をかけてくれました。

この間は、別のスーパーで赤ちゃんを抱っこして歩いていたら、見知らぬおじいさんが赤ちゃんの手を握って去っていきました。

買い物をしたあと、レジのお姉さんがカゴを持ってくれたり、車まで運びましょうかと言ってくれたりすることもあります。


赤ちゃんは、そこにいるだけで人をあたたかな気持ちにしてくれて、思わず、守ってあげたい、力になってあげたいと思ってしまう存在なのでしょう。

その魅力は、愛され力(あいされりょく)と表現してもいいかもしれません。


人間は誰しも、赤ちゃんの時代がありました。

なので誰しも赤ちゃんの頃には愛され力があったのです。


それが大人になるにつれて、何故だか弱くなってしまう。

一人でできることが増えると、他人は「もう大丈夫だろう、自分の力は必要ないのだろう」と思ってしまうのでしょうか。

また、自分自身も「一人でなんとかなる」と、他者の力を必要としなくなるのかもしれません。

でも「愛され力」と「他者に頼ること」は関係ないはずです。そっけない態度やふるまいが「愛され力」を下げてしまっているのでしょう。


大人になっても、愛され力が高い人はいます。

いつも周りに人がいたり、
なぜか食べるものに困らなかったり、
仕事ができなくても憎めなかったり。

そんな人たちに共通していることは
「素直」じゃないかしらと
わたしは思います。


赤ちゃんのように、
困ったことがあったら助けを求め、
うれしいことがあったら笑顔でよろこぶ。

恥ずかしがらず、
見栄をはらず、
自分の気持ちに素直でいること。

それが「愛され力」を高めるコツなんじゃないでしょうか。


赤ちゃんは一人では何もできません。
誰かに頼らなければ生きていけません。

「愛され力」は生きるために必要な力なのです。

そしてそれは大人になっても必要な力。


赤ちゃんを見習って、
愛され力を高めていきたいものです。



具のない🍙まき子(@makicome1986

数多ある文章の海から、 みつけてくれて、ありがとうございます。 現在、不定期更新・お休み中です。 鹿児島から愛を届けています。