久々に本を1冊読破した
私は本を読む習慣がない。
よく人との会話やYouTubeで観る動画で、本は読んだ方が良い!と聞くことがあるが、食わず嫌いと同じような気持ちで、なんとなく本が好きじゃないからと決めつけて、手をつけようとしていなかった。
先日回覧で回ってきたのが
「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏み出すとき
著者:内田良子(心理カウンセラー)
という本だった。
私は教育現場で働いているので、なにか参考にでもなるだろうと思って読んでみた。
久々の読書であったが、約3時間集中して読み切った。
3時間が短いのか長いのかはわからないが、読み切ったことに達成感も覚えた。
この本を読んで、子どもとの関わり方で、「母親」としての関わり方と「教育者」としての関わり方で参考になる考え方や手法が学べた。
子どもは私が思っている以上に繊細で、親のちょっとした仕草や言動に心を簡単に揺さぶられてしまう。
家でも学校現場でも、子どもと向き合う時間、話を聞く時間、思っていることを全て吐き出せるような時間、そんな時間たちを大切にしていきたいと思わせられた。
また、専門家に頼ることも一つの手段として大切ではあるが、その前に家や学校でできることもたくさんあることも心に留めておきたいと思った。
本を読むことで自分の今までの言動はどうだったのだろうかと振り返り、こうすれば良いのかと考えを整理することができた。
本は良いものだと久々に読むことで実感した。
読むという行動に移せたことで、一歩成長することができたかもしれない。