マガジンのカバー画像

教育あれこれ

45
教育について、思うことを徒然に書いた記事を集めています。
運営しているクリエイター

#大学院

インタビューでわかること

#note100本ノック Day 41 母校の大学院の質的外国語教育研究勉強会に参加しました。 こちらの本を読んでいます。 太田裕子(2019)『はじめて「質的研究」を「書く」あなたへー研究計画から論文作成までー』.東京書籍 今回は、5章「インタビューで何が分かるのか」と6章の観察することと「書く」ことでした。 この本は質的研究を「書く」あなたへ、と題されていますが、実践の場にいらっしゃる方々にも示唆に富んだ本だと感じています。 5章の「インタビューでわかること」

質的研究を学ぶ場

#note100本ノック 本日は4本目です。 大学院の勉強会に参加しています 修了した大学院で、在学中に始まった質的外国語教育の勉強会に今も参加させていただいています。もう2年くらいになるかな、今回で38回目になります。 始まったといいますか…当時M2だったわたしとM1の現職院生さんで、先生に「質的研究を学びたいから教えてください!」と熱望して始めていただいたというのが正確な経緯です。 課題図書 勉強会では課題図書や論文を先生から提示していただいたり、院生から提案し

【本】 『小学校からの英語教育をどうするか』

この本は、60ページほどのブックレットでありながら、M1で「英語教育とは何か」と思い悩んでいたわたしが出会った救世主のような存在だ。 わたしの在学していた大学院では、「英語教育は、言語習得の過程である」という考え方が大半を占めているような印象があった。しかしわたしは、「人を育てる過程として、各教科がある」と考えていた。 柳瀬陽介・小泉清裕 (2015)  『 小学校からの英語教育をどうするか』. 岩波書店 「はじめに」で2013年から始まった日本の英語教育改革について、

いつ、だれに響くかわからない〜アウトプットの大切さを思い知るM2(ロイロノート 編)

今年度になって、昨年度アウトプットしたことから次の何かが始まる、なんてことがいくつもありました。当たり前のようですが、改めて思ったのです。自分が表現したことは、リアルタイムじゃなくても時を経て、いつ、だれに響くかわからないんだなあって。 そのときは誰にも相手にされなかったな〜と思っても、誰かの引き出しにそっと入っていて、あるときふと取り出してくれたりするんだなあ、と。 そんな経験を1つ、ご紹介しますね。 まずは「ロイロノート 」です。私は大学院に来るまで勤務していた私立