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術後約1年を迎える【ワタシと夫と膵がんと25】

夫の膵がんネタで文章を書くのが遠のくのは喜ばしいこと。

前回の膵炎騒動から3ヵ月がたち、再診の時期になりまた。

今回のオーダーは

造影CT、採血、尿検査

先月末に前もって検査だけ済ませて今回は診察と処方を受けに病院へ。

結果

CT→再発、転移なし。脂肪肝改善。
採血→まるっと合格、腫瘍マーカーも問題無し
尿検査→細胞診異常なし

ステント留置後、腹部の症状は一切出ることはなく

検査の結果も再発や転移なし。

更に、脂肪肝も膵液の分泌が良好なため改善されていると。


マルっとOKいただきました。

内服薬も次回の腹部エコー次第で減らせるかも?と。

ちなみに現在の内服薬は

ネキシウム・ミヤBM・ウルソ・リパクリオン

ネキシウムとミヤBMは切れるかな?

リパクリオンも減量か?

まあ色々と構想はあるようだけど、

先生、安全第一でお願いします。

だって、夫

手綱を緩めると危ない性格なので。。


医療者ほど自己管理能力は低いと割と相場が決まってる

このくらいはいいだろう

その匙加減を経験的に持っているから。

だから

ホントに

危ない。


花丸の結果を受けて

ホットした様子の夫さん。

帰り道は夫の安堵の表情に私も思わず頬が緩んだ。


先日、国立がんセンターの主な癌の10年生存率の統計が発表されました。

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はい。すい臓がん。

ダントツの最下位です。

毎年更新されるこの結果

いつになったら最下位から脱出できるのでしょう?苦笑


そしてこの結果

見たくないのに見ちゃいます!苦笑

何でしょうかね

何と言ったらいいのかな


きっと生存率の高い癌を患った場合は

この結果を見て

その生存率の高さに安堵する

のかもしれません


けど、いつもダントツ最下位の膵がんサバイバーの家族からすると

少しでも確率上がってないかな

なんて淡い期待を持って見ているのかな

時に

こんなデータいちいち出さなくてもいいから

そんな感情を抱くこともある

傷つくなら見なければいいのに

ね。


けど今の私はかなり冷静なのだ!

夫のした治療が推奨されるようになって

まだ2年も経っていない。

昨年癌が分かった時、その前年にこの治療の保険適応が通ったばかりだと

医師が話していた。

だから、10年前治療した人の生存率なんて

あてにならないのだ


結局数字は

あくまで数字

他人の数字をみて

心を乱してはモッタイナイ


今日の花丸な結果を心から喜んで

また日々を頑張るのみ!!

次回は3ヵ月後に再診察。です。




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