見出し画像

「NVCを原書で学ぶ読書会」始まりました

3/17(水)から「NVCを原書で学ぶ読書会」が始まりました。全10回で非暴力コミュニケーション(NVC)の英語原書を読み込んでいきます。

NVCを原書で学ぶ読書会

日本語で唯一翻訳が出ている、マーシャル・ローゼンバーグの本、Nonviolent Commnunication : A Language of Life (翻訳版:マーシャル・B・ローゼンバーグ著 「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 審判(日本経済新聞出版)」) を教材にした読書会です。

第1回(3/17)開催

Zoomでリモート開催。リモートですが少人数なので「お互いの顔が見える」読書会となりました。

画像1

読書会の内容ですが、マーシャルの言葉をゆっくり味わってほしいので、1回目は1章の前半だけを対象にしました。

まず、章の概要を日本語でご説明したのち、非暴力コミュニケーション(NVC)の文脈でよく使われる単語で1章の前半で使われている単語を14個ピックアップしてレビュー。たとえば、compassion(思いやり)、violence (暴力)、well-being(すこやかさ)などです。

次に、英語表現または、NVCの本質のどちらか、または双方で重要と思う表現を11個抜き出し、解説のあと全員で音読してみました。

さらに、チャレンジの宿題としては、この表現のうち、どれかひとつ以上を次週までに覚えてくるということにお誘いしました。(もちろん、やる・やらないはご本人の自由です)。個人的に、英語というのは、他の国の言葉なので、まずはネイティブが書いたもので、自分の興味のある表現をひとつでも暗記することで、英語脳が作られていく、という想いからのお誘いです。

それから、おひとりずつ、好きな個所とその理由をお話いただきました。ここは、英語というよりはNVCの文脈でのやりとりとなりました。

最後に、今日満たされたニーズを英語で言っていただくことにチャレンジしました。

感想は、下記に一部掲載しましたが、口頭でいただいた感想で複数の方がおっしゃっていたのは、英語はそんなに得意ではないが、マーシャルの言いたいことは英語で読むほうがシンプルですっと腹に落ちたという主旨の感想です。これは、私自身の感想でもあり、また、今回の講座を企画したきっかけともなっている思いなので、初回から、このような感想をいただけたのは、正直、とても嬉しかったです。

ご参加されている方の英語への苦手意識・得意意識には、ばらつきがある中で、どうやってみなさんのニーズを満たす講座が作れるか、がチャレンジでした。私自身にとっても初めての経験なので、みなさんからフィードバックをいただきながら、毎回少しずつでも、よりよい、より楽しくて学ぶことのできる場にできたらいいな、と思ってやっています。

まだまだ改良の余地があることは、しっかり自覚しつつ、参加したみなさんが「楽しかった」「あっという間だった」とおっしゃっていただいたことにほっとしています。

第1回読書会参加者の感想

読書会参加者の感想を共有します。

「真紀さんの受講生全体に配慮されたナビゲーションにまず感謝します。そして、多様な受講生の皆さんへのファシリテーションと皆さんのプレゼンスで、2時間があっという間に感じられました。原書の文章を全員で味わうことで、自分一人でずっと以前に読んだ時さらっと流して記憶にほとんど記憶に残っていなかったのに比べ、著者の意図がさらに明瞭に響き、新鮮に感じられました。」
「知らない方ばかりだったので最初緊張しましたが、みなさんNVCやコネプラやってらっしゃるからか、気楽な感じでよかったです。」
「音読がありましたが、真紀さんが程よく分割して読んでくれたので助けられました。恥を掻き捨てての音読はなんだかとても楽しかったです。」

■「NVCを原書で学ぶ読書会」ページ(まんま公式WEB)

残り2席です。読書会に興味のある方は、下記ページを参照ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?